なぜ退場に? 開始88秒の悲劇に本拠地ファン疑問、敵選手も唖然「見たことない」
リラードは「ジャンプボールをコールしたのかと思った」
トーマスが退場をそばで見ていた敵のリラードも、判定について「見たことない」と返答。「ジャンプボールをコールしたのかと思った。IT(アイザイア・トーマス)が審判の方に傾いたように見えた。そこにはいたけれどあまり注意を払っていなかった」と驚いた様子で答えた。
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笛を吹いたマーク・アヨッテ審判は「審判と身体的コンタクトがあった」ことが退場の原因である主張。「どんなコンタクトがあったのか」の質問には、デッドボール中のコンタクトは「押しただけ」で他のコンタクトはなかったと述べた。
米スポーツメディア「ブリーチャーリポート」公式ツイッターも退場劇に反応。「ITが審判とのコンタクトによって1分半で退場に」とつづり、実際のシーンを公開。コメント欄には、ファンも「リラードとカーメロさえ“何が起きたんだ”って感じだな」「厳しすぎる」「審判が退場になるべき」「審判はあそこから動けなかったのか」と判定や審判のポジション取りに意見が寄せられている。
12月21日の76ers戦でもファンとのアクシデントで退場になり、2試合の出場停止処分を受けていたトーマス。復帰2試合目で再び退場の憂き目に。人手の足りないウィザーズは後半に失速して敗れた。八村塁は鼠径部の打撲により9戦連続で欠場。負傷後初めてチームに同行し、ベンチから試合を見守った一戦だった。明日は本拠地にナゲッツを迎えるだけに、早急な立ち直りが要求される。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)