昨年の全英女子オープンは無名の存在、今年は一躍V候補

　女子ゴルフの昨年全英女子オープンで海外メジャー初優勝の快挙を成し遂げた渋野日向子（RSK山陽放送）。英誌では2020年注目の大会トップ10を紹介し、8月の全英女子オープンでディフェンディングチャンピオンとしての戦いぶりにも注目している。

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「2020年注目するゴルフトーナメント10大会」と特集したのは英誌「ゴルフ・マンスリー」だった。2020年ゴルフファン必見のトーナメントの展望を紹介。4月9日開幕のマスターズを皮切りに、8大会目に全英女子オープンが登場。写真はパットを決めて、トレードマークの笑顔とともにガッツポーズを決める渋野だった。

　寸評では「ヒナコ・シブノはタイトルを防衛することになるだろう」と今年の活躍に期待。さらに「第20回AIG全英女子オープンの舞台ロイヤル・トルーンで女子ゴルフ界のスターたちが集結する中、昨年ウォーバーンで優勝を果たした」と栄光を振り返っている。

　渋野にとっては海外ツアー初戦でいきなりの優勝だった。寸評でも「センセーショナルな偉業」と改めて絶賛。女王シブコへの期待が高まる一方で、2018年大会を制したジョージア・ホール、チャーリー・ハル、ブロンテ・ローの英国トリオに加え、賞金女王のコ・ジンヨン（韓国）らを今年の対抗馬として挙げている。

　昨年の大会前は無名の存在だったが、衝撃のメジャー制覇で一躍世界中のゴルフファンを魅了した渋野。連覇の行方に開催地の英メディアが早くも注目している。