渋野日向子の逆転女王阻止へ 17年戴冠の鈴木愛が「4日間注意したい」ポイントとは
渋野を警戒「かなり勢いを感じる選手」
「プロギアで回らせていただいたけど、やっぱり急成長したなと思いましたし、その時もいいゴルフをしていた。今シーズン、優勝するかもしれないと感じていたので、別に驚きもなかったですし、こういうふうになるんだろうなとはちょっと感じていた。
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かなり勢いを感じる選手。(渋野の逆転女王が)残り1%でも1%と感じない運の強さ、引きの強さを持っている。勢いで来るんじゃないかという部分が大きいので、4日間そこに注意してやりたい」
相手は渋野だけではない。韓国、米国で賞金女王に輝いた申は、15、18年の大会覇者。コースを熟知した経験豊富なベテランに対し、鈴木は「世界で50何勝もしていて、何を打ってもうまい。イメージの出し方が凄く上手。構えとか目線を見てもどんな球を打つか凄く感じられる選手。クラブの入り方、打ち方もそう。間の取り方も凄く上手ですし、見ていて凄く勉強になる」と凄みを語った。
目標スコアは「できれば、(一日に)1つか2つ。あわよくば3つか4つ伸ばしたい。60台で回れれば」と設定。「まずは賞金女王になることが一番。悔いなく終わる。優勝して終われたら。4日間に懸けて成績が悪かったらしょうがない。賞金女王は後にして、4日間に集中して全力を尽くしたい」。2年前は重圧に押しつぶされそうにもなった。ツアー屈指実力者が成長と強さを見せる。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)