まさかの完敗11位・青学大、原監督が明かした敗因「速さはあっても…」 足りぬ駅伝力、募る危機感「このままでは箱根のシードも取れないぞ、と」
大学三大駅伝の初戦となる出雲駅伝が12日、島根・出雲大社~出雲ドームの6区間45.1キロで行われ、箱根駅伝3連覇の青学大は11位に終わった。2時間5分56秒の大会新記録で16年ぶりの優勝を飾った早稲田大とは、3分57秒の大差がついた。レース後の原晋監督は「駅伝力がなかった。速さはあっても強さというものが表現できなかった」と敗因を明かした。

出雲駅伝
大学三大駅伝の初戦となる出雲駅伝が12日、島根・出雲大社~出雲ドームの6区間45.1キロで行われ、箱根駅伝3連覇の青学大は11位に終わった。2時間5分56秒の大会新記録で16年ぶりの優勝を飾った早稲田大とは、3分57秒の大差がついた。レース後の原晋監督は「駅伝力がなかった。速さはあっても強さというものが表現できなかった」と敗因を明かした。
青学大は1区(8キロ)は石川浩輝(2年)が区間2位と好発進。だが、ここから苦戦を強いられた。2区(5.8キロ)の鳥井健太(4年)が区間9位でチームは8位に順位を落とすと、3区(8.5キロ)で飯田翔大(3年)も10位に後退した。今年の箱根駅伝5区で区間新をマークした黒田朝日(現GMOインターネットグループ)の弟・然(3年)は、5区(6.4キロ)で大学三大駅伝デビュー。11位で発進したものの、順位を上げることはできなかった。
10日に始まった日本テレビ系のドラマ「俺たちの箱根駅伝」に、本人役で出演している原晋監督。今大会に向けて「俺たちの出雲駅伝大作戦」を発令していたが、不発に終わった。
今季のチームはスピード面で順調な仕上がりを見せ、特に5000メートルで13分台の記録を持つ選手は30人以上という。レース後の原監督は「1区はいい流れで来て。同じ練習をしているからいい流れで行くかなと思ったら、やっぱり駅伝力がなかった。マイナスのほうの、速さはあっても強さというものが表現できなかった」とトラックとは異なる駅伝の難しさを痛感した。
「鳥井もきついのはわかるけど、あそこで我慢してラスト500メートルからもう一度というところ。スパートじゃないんだよね。きついから前に出て、相手にスパートされたらラスト1キロで20秒やられている。あそこでもう3区以降の展開というのは、ああなるなと。駅伝の負の連鎖が始まったなというところだった。我慢するところと攻めるところが駅伝力。それが表現できなかった」
ただ、近年は出雲から全日本、箱根とステップアップしていく流れがある。「2、3、4区がもうね……特に3、4区あたりがもう全く機能せずで、関東勢で最下位ですからね。話にならない。悔しさをバネに『このままでは箱根のシードも取れないぞ』と発破をかけて、全日本、箱根と盛り返していきたいなと思っていますね」と危機感を募らせながら巻き返しを誓った。
(THE ANSWER編集部)
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