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箱根以外「何走った?と言われると…」 青学大“山下りの神”候補・石川浩輝が5000m自己ベスト「下りだけの選手には」

箱根駅伝3連覇中の青学大・石川浩輝(2年)が28日、東京・町田市内で行われた絆記録挑戦会に出場した。男子5000メートルで自己ベストを更新する13分47秒76で5組1着。今年1月の箱根駅伝では山下り6区で区間3位(57分15秒)と好走した石川は全体でもトップのタイムだった。

レース後に取材に応じる青学大・石川【写真:上田悠太】
レース後に取材に応じる青学大・石川【写真:上田悠太】

絆記録挑戦会男子5000メートル

 箱根駅伝3連覇中の青学大・石川浩輝(2年)が28日、東京・町田市内で行われた絆記録挑戦会に出場した。男子5000メートルで自己ベストを更新する13分47秒76で5組1着。今年1月の箱根駅伝では山下り6区で区間3位(57分15秒)と好走した石川は全体でもトップのタイムだった。

 ぱらつく小雨が心地よかった。仲間の声に背中を押され、最後まで振り絞った。最後は両手を広げてフィニッシュ。6月下旬と思えない涼しさの中、従来の自己ベストを0秒45更新した。「前期のシーズンはずっと故障をしていた。復帰段階の中ですけど、インパクトを残せるような走りをしたいと思っていた。結果を残せてよかった」と納得の走りだった。春はコンディション不良と向き合い、できることを着実に積み重ねてきた。

 1月の箱根駅伝では当時1年生ながら山下りの6区を任された。山上り5区の黒田朝日(現GMOインターネットグループ)が歴史的快走で手繰り寄せた往路優勝の流れを途切れさせることなく、後続との差を拡大。3連覇の立役者の1人となった。57分15秒は1年生の歴代最高タイムだった。

 箱根6区は標高差800メートル以上を駆け下りる特殊区間ゆえ、急勾配を恐れず攻める度胸、ペースを維持できる走力、コース取りの判断力など、多様な力が求められる。石川は1年時から非凡な適性を示し、さらなる成長で“山下りの神”候補として、将来を期待される。今季の目標は「箱根駅伝で区間新記録」。青学大の先輩・野村昭夢(現住友電工)が25年にマークした56分47秒を見据える。

絆記録挑戦会の男子5000m 5組で力走する青学大・石川(ゼッケン13)【写真:上田悠太】
絆記録挑戦会の男子5000m 5組で力走する青学大・石川(ゼッケン13)【写真:上田悠太】

 自信を持つ山下りだが、同時に、それだけの選手になるつもりはない。「去年は箱根駅伝を走らせてもらった。でも他のレースは何走った? と言われると、あまりパッとしない成績だった」と現在地を見つめた。また「下りだけの選手にならないように。平地も頑張ります」とも言った。山だけじゃない。ロード、トラックでも結果を求めていく。

【主な結果】男子5000メートル

(1)石川浩輝(青学大2年)13分47秒76
(2)松田祐真(青学大2年)13分54秒64
(3)熊井渓人(青学大4年)13分56秒35
(4)遠藤大成(青学大4年)13分59秒85
(5)小野知大(GMOインターネットグループ)14分2秒77
(6)橋本昊太(青学大3年)14分3秒91
(7)ネルソン・マンデランビティ(桜美林大4年)14分8秒47
(8)船越碧(青学大3年)14分10秒29

(THE ANSWER編集部・上田 悠太 / Yuta Ueda)

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