普段は銀行員「パソコンの前でカタカタ(笑)」 女子ハンド初V、エース松浦未南の二刀流は続く【リーグHプレーオフ】
ハンドボール・リーグHの女子プレーオフ決勝が14日、東京都・代々木第一体育館で行われ、香川銀行シラソル香川がブルーサクヤ鹿児島に26-23で勝利。悲願の初優勝を果たした。両軍最多となる8得点を叩き出し、POM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)にも輝いたのがLB松浦未南。レギュラーシーズン(RS)では年間最優秀選手を初受賞。平日、午前中はデスクに向かう現役の銀行員が、ハンドボールで国内の頂点に立った。

ハンドボール・リーグH 女子プレーオフ決勝
ハンドボール・リーグHの女子プレーオフ決勝が14日、東京都・代々木第一体育館で行われ、香川銀行シラソル香川がブルーサクヤ鹿児島に26-23で勝利。悲願の初優勝を果たした。両軍最多となる8得点を叩き出し、POM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)にも輝いたのがLB松浦未南。レギュラーシーズン(RS)では年間最優秀選手を初受賞。平日、午前中はデスクに向かう現役の銀行員が、ハンドボールで国内の頂点に立った。
先輩の背中を追って2024年に香川銀行へ加入した。「大阪体育大学の先輩である岡田(彩愛)さんなどがいたことが、やっぱり私の中では大きかった」。信頼する先輩たちの存在が決め手。日本代表「おりひめジャパン」の一員として、昨年11月の世界選手権も経験しているが、平日は「銀行員」と「アスリート」を切り替える。
朝8時半に出勤し、昼の12時半まで勤務。「パソコンの前でカタカタ、色々やってます(笑)」。コート上の鋭い表情とは一転、朗らかな表情で答える。
昼食後、14時半から15時頃にはコートに出て練習に励む。「朝起きるのだけは、本当にちょっと大変ですけど……」と本音をこぼす。そんな過酷な日々で、支えられているのは職場の温かさ。「皆さんが本当に良くしてくれて、ずっと応援してくださっている。働きやすい環境です。応援してくれる職場の人たちの期待に応えたいという思いでプレーしています」。間違いなく、初優勝をつかむまでの原動力になった。
今季RSでは、個人3位の127得点をマーク。年間最優秀選手にも輝いたエースだが、謙虚な姿勢は変わらない。プレーオフ決勝も両チーム通じて最多得点だったが「満点ではないです」とキッパリ。「もし自分がダメでも、他に選手がいるという心強さがあって、自信を持ってプレーすることができた」とチームメートへの信頼を口にした。
「今回いただいた賞に恥じない、『波がない選手』になりたい。来シーズンも頑張ります」と未来を見据えた。午前はバンカー、午後はコートで誰より熱く――。二刀流・松浦の挑戦はまだまだ続く。
(THE ANSWER編集部・横田 美咲 / Misa Yokota)
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