昨夏OBでトラウマ、ドライバー振れず…人知れず苦悩した20歳入谷響 1年ぶりVで見えた“世界への扉”
国内女子ゴルフツアー・ブリヂストンレディス最終日が24日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6732ヤード、パー72)で行われた。首位で出た入谷響(加賀電子)が4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回って通算9アンダーとし、約1年ぶりのツアー2勝目を飾った。時には300ヤードを飛ばすツアー屈指の飛ばし屋だが、会見では昨年8月に抱えたトラウマでドライバーが振れなくなった時期があったことを明かした。

ブリヂストンレディス最終日
国内女子ゴルフツアー・ブリヂストンレディス最終日が24日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6732ヤード、パー72)で行われた。首位で出た入谷響(加賀電子)が4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回って通算9アンダーとし、約1年ぶりのツアー2勝目を飾った。時には300ヤードを飛ばすツアー屈指の飛ばし屋だが、会見では昨年8月に抱えたトラウマでドライバーが振れなくなった時期があったことを明かした。
最終18番パー5。30センチのウィニングパットを決めると、入谷は天を仰いで両腕を上げた。
「とにかくホッとしました」
理由は、17番パー3でミスを重ねてダブルボギーを叩いたからだった。10番パー4を終えて4打差あったリードも1打差に。「今日はどんなことがあっても笑顔で」と決めていたが、さすがに下を向いてしまった。
だが、18番のティーグラウンドに立って決めた。「とにかく思い切り振る」。ボールはイメージ通りのドローになり、フェアウェーをとらえた。
「ダボを打った後で、状態的にもあんまり良くない感じで来ていました。フェアウェーキープも全然できていない状態での、あの1発でした。自分の中では『完璧な感じでいけたかな』と思います」
そして、3オン2パットでパー。プロテスト同期合格の吉田鈴を1打差で振り切った。やはり、同期でグリーン脇で待っていた荒木優奈らに祝福されて笑顔、その後には涙をこぼした。
「初優勝の後、思うような成績が残せなくなりました。家族にも心配をさせてしまいました」
言葉通り、昨年6月に同じ袖ヶ浦CCの新袖Cで開催されたニチレイレディスでツアー初優勝を飾った後、入谷は苦悩していた。特に同8月のCATレディース最終日での出来事がトラウマになっていた。8番から12番まで5連続バーディーを奪って独走態勢を築くも、13番から崩れ始めて、15番では痛恨のOB。崩壊状態は止まらず、計6つスコアを落として9位に終わってしまった。その後、ドライバーが振れなくなったという。
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