ラストで電撃結婚、報道陣へ気遣い…坂本花織“らしさ満点”の引退会見 誠実で明るい人柄が凝縮
フィギュアスケート女子の坂本花織(シスメックス)が13日、地元の兵庫・神戸市内で引退会見に出席した。五輪3大会に出場し、計4つのメダルを獲得。世界選手権を4度制した女王が、26歳で現役生活に別れを告げた。報道陣へ感謝を示したメッセージカードに始まり、最後はまさかの電撃結婚をサプライズ発表。明るく、気遣いができる坂本らしい引退会見となった。

地元・神戸で会見、今後は指導者へ
フィギュアスケート女子の坂本花織(シスメックス)が13日、地元の兵庫・神戸市内で引退会見に出席した。五輪3大会に出場し、計4つのメダルを獲得。世界選手権を4度制した女王が、26歳で現役生活に別れを告げた。報道陣へ感謝を示したメッセージカードに始まり、最後はまさかの電撃結婚をサプライズ発表。明るく、気遣いができる坂本らしい引退会見となった。
神戸市内の会見場にはカメラ約30台、100人を超える報道陣が集結。関係者から贈られた多数の花も並んだ。来場者には坂本からのメッセージカードも用意されていた。「嬉しい時も悔しい時も、いつも寄り添っていただき、私の雑談にも付き合ってくださり感謝の気持ちでいっぱいです。これまで支えてくださったことに、心よりお礼申し上げます」などと記されていた。
会見ではこのメッセージカードに込めた想いを問われ、「記者の皆さん、報道の方、いろんな形で私の言葉を文字や映像にしてくださった。取材の時に私の雑談にもたくさん付き合っていただいて『もう終わりですよ~』と言われながらもべらべらとしゃべっていたのが楽しかったので、感謝の気持ちを、と思いました」と明かし、坂本らしい誠実な人柄が改めて滲んだ。
サプライズで中野コーチ、グレアムコーチも登壇。仰天した坂本だったが、会見の最後で報道陣をもっと驚かせた。「この場を借りてご報告します。先日結婚いたしました」。これに会見場は「おー!」と騒然。相手は同い年の一般男性で、大学時代に出会ったという。
「本当に真逆な方で、常に冷静で物事を考えられる人。でも楽しむことを忘れず一緒におもしろいことをしてくれる人。フィギュアスケートの関係者ではないです」と説明。5月5日に入籍したという。自分も周囲も明るい雰囲気で包む、坂本らしさが最後まで詰まった会見になった。
4歳でスケートを始めた坂本は2017-18年シーズンにシニアデビュー。全日本選手権で2位に入って18年平昌五輪に出場し、6位入賞を果たした。22年北京五輪では団体で銀、個人で銅メダルを獲得。全日本選手権は21年から5連覇、世界選手権は22年から3連覇と、女子のエースとして日本フィギュア界を牽引した。
引退を表明して臨んだ今年2月のミラノ・コルティナ五輪では団体、個人ともに銀メダルを獲得。現役ラストダンスとなった3月の世界選手権(プラハ)では、女子で3度の浅田真央を上回って日本勢最多4度目となる優勝。有終の美を飾った。今後は指導者の道へ進む意向を明かしている。
(THE ANSWER編集部)
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