難病を乗り越え…女子ゴルフ26歳平塚新夢、初Vへ最終日最終組「感慨深い」 推しのDa-iCE・花村想太に届けたい感謝
国内女子ゴルフツアーのNTTドコモビジネスレディスは2日、千葉・浜野GC(6704ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われた。5位で出た平塚新夢(Knomak)は8バーディー、3ボギーの67で回り、通算10アンダーで首位と2打差の2位に浮上した。かつて「天才少女」と呼ばれながら、難病を患い、2024年11月に7度目の挑戦でプロテストに合格した26歳。レギュラーツアーでは初の最終日最終組も決まり、アテスト後には「感慨深い」と口にした。首位は12アンダーの菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)で、天本ハルカ(明治安田)が平塚と同じく10アンダーの2位。なお、今大会は前日の第2日が雨天で中止になり、54ホールの短縮競技に変更された。

NTTドコモビジネスレディス第2ラウンド
国内女子ゴルフツアーのNTTドコモビジネスレディスは2日、千葉・浜野GC(6704ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われた。5位で出た平塚新夢(Knomak)は8バーディー、3ボギーの67で回り、通算10アンダーで首位と2打差の2位に浮上した。かつて「天才少女」と呼ばれながら、難病を患い、2024年11月に7度目の挑戦でプロテストに合格した26歳。レギュラーツアーでは初の最終日最終組も決まり、アテスト後には「感慨深い」と口にした。首位は12アンダーの菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)で、天本ハルカ(明治安田)が平塚と同じく10アンダーの2位。なお、今大会は前日の第2日が雨天で中止になり、54ホールの短縮競技に変更された。
最終9番パー5。平塚は残り1メートル、スライスラインのバーディーパットをカップの左縁から入れた。帝王ジャック・ニクラウスを彷彿とさせる深い前傾からの慎重なストローク。この一打で初の最終日最終組が決まり、取材対応では実感を込めた。
「微妙なラインで危なかったですが、入って良かったです。今回、(主催者)推薦で出場させてもらって最終日最終組でプレーできるのは、本当に奇跡的で過去のことを思うと感慨深いです」
宮城県出身の平塚は9歳でゴルフを始め、中学3年で出場した世界ジュニアマッチプレー選手権を制した。明秀学園日立高3年時にはステップ・アップ・ツアーの静ヒルズレディース 森ビルカップで史上5人目のアマチュア優勝を果たすなど、「天才少女」と称された。
しかし、卒業後の2018年に受けた1度目のプロテスト受験は1次予選通過も、群発頭痛で2次予選を欠場。その後、医師に「成人発症スチル病」と診断された。国内では、人口10万人のうち、3.7人が患う希少な難病だった。「力が入らず、関節痛で立ち上がったり、起き上がったりするのも大変でした」。症状を抑える薬の副作用で顔がパンパンに丸くなる「ムーンフェイス」にも悩んだ。
筋力が減り、脂肪だけが増える症状もあった。体重が一気に10キロ以上増。だが、5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの花村想太への「推し活」があったことが心の支えになったという。プロテストに合格した直後、平塚はこう話していた。
「生きていた中で一番うれしいです。バカげているように思われるかもしれませんが、私はずっと好きな歌手に支えられてきました。病気になってから好きになったDa-iCEの花村想太さんです。試合の合間にライブやイベントに行っては励まされてきました」
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