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8年ぶり日本で判定負け…家族に絞り出した「ごめん」 秋次克真に返ってきた温かい言葉

家族、友人らと慰労会

 秋次は和歌山市出身。ボクシングの名門・興国高校を中退し、17歳の時に単身で渡米した。帰国したのは20歳の成人式以来8年ぶり。リングサイドでは最愛の家族がプロの試合を初観戦していた。

「ごめん」

 勝利を届けられず、お詫びの言葉を絞り出した。しかし両親からは温かい言葉が。「もう謝らんでいい、誇りに思ってる」。妻のアシュリーさんからは「この負けがストーリーになる。ボクシングは終わりじゃない」と励まされた。

 試合後は家族と応援に駆けつけた地元の友人ら20人弱で、会場近くの居酒屋にて慰労会を実施。久々の再会に花を咲かせ、午前4時ごろまでカラオケに行っていたという。

「日本に帰る時はボクシングを辞める時」

 強い覚悟を胸に戦ってきた。帰国は予想していなかった形。結果は思い描いていたものとは異なったが「今まで上手くいきすぎていた。アメリカで負けていたら辞めていたかもしれない。こんなに励まされるとは」。

 今後の目標は「まずは“勝つ”こと。負けた直後で『世界チャンピオン』は恥ずかしい。でもチャンスが来たらいつでもやります」。単身で海を渡ったが、もう一人ではない。再起に向けて新しいスタートを切った。

(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)



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