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井上尚弥、圧倒259秒殺の国内視聴率に英誌驚き「平均1000万人の衝撃的視聴数を記録」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で決勝進出を決めたWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)。5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)との激突の舞台に注目が集まる中、英メディアは準決勝のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦に改めて注目。ロドリゲスの心を折った一撃を「雷鳴のようなボディフック」と絶賛した上で「モンスターと呼ばれる男の人気は限界突破を続けている」と日本国内での人気ぶりに注目している。

WBSSバンタム級決勝進出を決めた井上尚弥【写真:Getty Images】
WBSSバンタム級決勝進出を決めた井上尚弥【写真:Getty Images】

日本の沸騰ぶりに英専門誌が脚光「モンスター人気は限界突破を続けている」

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で決勝進出を決めたWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)。5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)との激突の舞台に注目が集まる中、英メディアは準決勝のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦に改めて注目。ロドリゲスの心を折った一撃を「雷鳴のようなボディフック」と絶賛した上で「モンスターと呼ばれる男の人気は限界突破を続けている」と日本国内での人気ぶりに注目している。


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 ロドリゲス戦直前号では「ミニ・タイソン」という見出しで井上を表紙で特集していた英専門誌「ボクシングマンスリー」。5月のアジアのボクシング界の動向をまとめた特集の中で、グラスゴーでの259秒KO劇で欧州での評価と人気を高めたモンスターについても、再び脚光を当てている。

 互角だった1ラウンドについては「オープニングラウンドは何発かロドリゲスが右を入れていた。井上に対するジャブと一瞬の右を被弾させたことで、自信をつかんだようだった」と回顧。その上で、猛ラッシュを仕掛けて勝負を決めた2ラウンドについてはこう評している。

「だが、過信だったのかもしれない。ロドリゲスはリング中央に立つことを選んだ。しかし、左のショートフックでプエルトリコ人はキャンバスに崩れ落ちた。立ち上がった直後、雷鳴のようなボディショットでまたしてもダウンした。3度目のノックダウンで、イノウエはこの階級の最強の男たちを滅ぼし続ける手続きを完了させ、恐怖のパワーを見せつけたのだ」

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