久保建英ら主力数人不選出も 影山監督は成長期待「誇らしいと言われるような戦いを」
「『上手い(だけの)日本代表なんて言われたくない』と言ってきた」
前回大会でムバッペ(パリ・サンジェルマン=フランス)が招集されなかったように、世代トップクラスの選手でも招集されない例はあるが、当然、主軸数名を欠くメンバー構成で臨むことで、勝ち上がることは難しくなる。
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一方で、選ばれた選手たちには、大きな成長のきっかけをつかめる可能性がある。21名を選んだ影山監督は「彼らの持っている力を思い切って出せるように準備をしたいし、出せる選手を選んだつもり。『上手い(だけの)日本代表なんて言われたくない』と言ってきた。『この年代のチームは戦う選手だし、チームだし、誇らしい』と言われる戦いをできるように準備したい」と強い決意で臨む姿勢を示した。
大会は、4チームずつ6組に分かれて、総当たり1回戦のグループステージを行い、各組上位2位と3位のうち成績上位4チームの16チームがノックアウトステージに進む。日本は、B組でメキシコ、イタリア、エクアドルと同組。U-20日本代表は、12日から国内で最終調整を行い、14日に出国。当地でU-20コロンビア代表との親善試合などで調整を進め、23日にU-20エクアドル代表との開幕戦に挑む。
■「FIFA U-20ワールドカップポーランド2019」
(5月23日~6月15日)
<日本代表メンバー>(21名)
監督:影山雅永
GK:茂木秀(C大阪)、若原智哉(京都)、鈴木彩艶(浦和ユース)
DF:鈴木冬一(湘南)、瀬古歩夢(C大阪)、三國ケネディエブス(福岡)、菅原由勢(名古屋)、喜田陽(福岡)、小林友希(神戸)、東俊希(広島)
MF:齊藤未月(湘南)、伊藤洋輝(名古屋)、郷家友太(神戸)、藤本寛也(東京V)、山田康太(横浜FM)、滝裕太(清水)、斉藤光毅(横浜FC)
FW:田川亨介(FC東京)、宮代大聖(川崎)、中村敬斗(G大阪)、西川潤(桐光学園高)
(平野 貴也 / Takaya Hirano)