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ド軍カーショー、キャリア最後にまさかの勘違い「本当に?」 世界一の瞬間「全く知らなかった」米記者

米大リーグ・ドジャースは1日(日本時間2日)、カナダ・トロントで行われたワールドシリーズ(WS)第7戦でブルージェイズを延長11回の末に5-4で下し、2年連続の世界一に輝いた。今季限りでの現役引退を表明しているクレイトン・カーショー投手は、優勝の瞬間にまさかのリアクションを見せたという。米メディアが伝えている。

ドジャースのクレイトン・カーショー【写真:ロイター】
ドジャースのクレイトン・カーショー【写真:ロイター】

ドジャースがWS制覇

 米大リーグ・ドジャースは1日(日本時間2日)、カナダ・トロントで行われたワールドシリーズ(WS)第7戦でブルージェイズを延長11回の末に5-4で下し、2年連続の世界一に輝いた。今季限りでの現役引退を表明しているクレイトン・カーショー投手は、優勝の瞬間にまさかのリアクションを見せたという。米メディアが伝えている。

 9回にロハスが起死回生の同点弾、11回にスミスが値千金の勝ち越し弾を放つ劇的な展開でドジャースが勝利した。米スポーツ専門局「ESPN」は、アルデン・ゴンザレス記者の署名記事を掲載。そこではカーショーが世界一の瞬間に“勘違い”をしていたと伝えられている。

 1点リードの11回裏、山本由伸投手が相手打者カークを遊ゴロ併殺に打ち取ってゲームセット。その瞬間、ピンチでの登板に備えて準備していたカーショーは同点だと思い込んでいたという。勝利したことに気づいていないレジェンドの方を向き、ジョシュ・バードブルペンコーチが「ワールドシリーズで優勝したぞ!」と伝えると、カーショーは「本当に?」と思わぬ一言を発したようだ。

 ゴンザレス記者はこのエピソードを自身のXでも紹介した。「ロハスが同点にし、スミスが本塁打を放ち、ヨシノブ・ヤマモトが志願して登板したが、結局、ドジャースがまたも優勝を確定させたとき、同チームの最大のアイコンは、全く知らなかった……」と投稿。米ファンは「おいおい、まじか」「カーショーは本当に集中していたんだ」「これはクレイジーだ!」などと反響が集まっていた。

 ドジャース一筋で通算223勝。投手最高の栄誉であるサイ・ヤング賞に3度も輝いた左腕は、世界一で偉大なキャリアを締めくくった。米放送局「FOXスポーツ」の試合後番組では「いずれにせよ、これ以上ヤマモトに言えることはある? 彼のことが大好きだよ」と、MVPを受賞した山本を絶賛。「ショウヘイ(大谷)も短い休みで登板して、スネルもそうだ。このチームの一員でいられて幸せだよ」と語っていた。

(THE ANSWER編集部)

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