ザギトワVで… 伊解説者が「引退を決意できる」と語った理由「もはや、彼女は…」
女子の来季戦線の“変化”も予測「さらに高レベルな試合に」
16歳にして五輪、GPファイナル、世界選手権と主要タイトルを総なめにしたザギトワ。今後、ジャンプの高難度化が予想される中では身を引くことも考えられると、同氏はみているようだ。
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演技については手放しで絶賛。「スポーツにおける大事な終着点が今日、ザギトワに持たされたのだ。欠けていた勝利、その苦しみ、勝利への熱望、これら全てを、絶対的主役ザギトワは成功させたのである。彼女のプログラムは内容の濃い、高難度なものだった」と賛辞を送ったという。
また、今大会の採点について問われると「テクニカルパネルは全てにおいて議論する余地があった。これまでは回転不足と採点されるべきだったジャンプが問題なしとされていたことなどだ。しかし、一貫した基準が全ての選手に適用された点は評価したい」とした一方、坂本花織は回転不足のジャンプはなく、採点が不利に働いたと指摘している。
さらに、今後の女子の展望について話を展開し、「来季に変化があるのは明らかだ。4回転持ちの選手たちと、“完全パッケージ”と言われるアリョーナ・コストルナヤのシニア参入である。客観的に言っても、今日観たものよりさらに高レベルな試合になっていくだろう」とレベル向上を予測したという。
今季はザギトワに加え、紀平が新星として台頭。GPファイナルで鎬を削ったことは記憶に新しく、ロシアからは驚異のジュニア勢が続々出現している。来季はどんな勢力図になるのか。見逃せない戦いが続くことになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)