「国歌が流れるときは…」 日本バスケの主将・ホーキンソンが語る日の丸への思い、帰化選手だからこその“責任”
バスケットボールの国際親善試合「日本生命カップ2025(東京大会)」が6日、東京・有明アリーナで行われ、世界ランキング21位の日本は同54位のオランダと再戦して74-53で快勝した。米国出身の帰化選手ながら、初めて主将を務めたジョシュ・ホーキンソンは若手をけん引。チームをまとめあげ、勝利に貢献した。

快勝のオランダ戦、両軍トップの8リバウンドをマーク
バスケットボールの国際親善試合「日本生命カップ2025(東京大会)」が6日、東京・有明アリーナで行われ、世界ランキング21位の日本は同54位のオランダと再戦し、74-53で快勝した。米国出身の帰化選手ながら、初めて主将を務めたジョシュ・ホーキンソンは若手をけん引。チームをまとめあげ、勝利に貢献した。
頼もしい姿を見せつけた。第1クォーター(Q)序盤、ホーキンソンが3点シュートを放つと、ボールはリングに吸い込まれるように弧を描いた。ゴール下では圧倒的な存在感を放ち、試合を通じて両チームトップの8リバウンドをマークした。
快勝後、コート上のインタビューではお茶目な一面も披露した。前日のオランダ戦で敗れただけに「今日はチームのエネルギーがすごかった。(チームの雰囲気は)最高です」と笑った。続けて、用意してきたダジャレを「有明でありったけの応援を“ありあけ”ございました」と披露し、独特な表現で感謝した。
さらにその場に川真田紘也を呼び出し、2人で「ありあけの夢を~かき集め~♪」と人気アニメ「ワンピース」の主題歌をもじって熱唱。会場では大きな拍手が起こり、笑顔でその場を後にした。