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田中希実、1500m史上初の6連覇も反省「伸び伸びとした走りができなかった」 5000mに続き世界切符 日本記録は更新ならず

9月に東京・国立競技場で開催される陸上・世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権は6日、同会場で最終日が行われた。女子1500メートル決勝では、田中希実(New Balance)が4分4秒16で、史上初の6連覇。代表に内定し、5000メートルと合わせて4年連続2冠を達成した。

女子1500メートル決勝を走る田中希実【写真:奥井隆史】
女子1500メートル決勝を走る田中希実【写真:奥井隆史】

陸上・日本選手権最終日

 9月に東京・国立競技場で開催される陸上・世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権は6日、同会場で最終日が行われた。女子1500メートル決勝では、田中希実(New Balance)が4分4秒16で、史上初の6連覇。代表に内定し、5000メートルと合わせて4年連続2冠を達成した。

 田中が熱い3日間の戦いを終えた。序盤からトップを譲らず、終盤は独走。自身の日本記録更新とはならなかったが、貫禄を見せつける優勝となった。レース後は「ちょっと硬さというか、伸び伸びとした走りができなかった」と反省も口にした。

 4日の女子5000メートルは、21年ぶりに大会記録を更新する14分59秒02で4連覇を達成。世界選手権代表に内定すると、5日の1500メートル予選でも余裕を見せつけ、4分6秒69の全体トップでこの日の決勝に駒を進めていた。

 この種目では06~10年に吉川美香が5連覇。昨年、吉川に並んでいた田中は、史上最長となる6連覇を達成した。

 既に参加標準記録を突破していたため、3位以内で代表に決まる状況。それでも、田中には日本一しか映っていなかった。「悔いが残らない走りを目指していきたい」。言葉通りの力走で、国立のファンを沸かせた。

(THE ANSWER編集部)



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