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日本選手権で“1cm逆転”の劇的決着!! しかもラストジャンプ…高良彩花が走り幅跳び5年ぶり女王「とにかくうれしい」

9月に東京・国立競技場で開催される陸上・世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権は5日、同会場で第2日が行われた。女子走り幅跳びは高良彩花(JAL)が、6メートル48で5年ぶり4度目の優勝。ラストジャンプで木村美海(四国大)をわずか1センチ上回る劇的な決着だった。

女子走り幅跳びで優勝した高良彩花【写真:奥井隆史】
女子走り幅跳びで優勝した高良彩花【写真:奥井隆史】

陸上・日本選手権第2日

 9月に東京・国立競技場で開催される陸上・世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権は5日、同会場で第2日が行われた。女子走り幅跳びは高良彩花(JAL)が、6メートル48で5年ぶり4度目の優勝。ラストジャンプで木村美海(四国大)をわずか1センチ上回る劇的な決着だった。

 5回のジャンプを終えて、6メートル38でトップに立ったのは5連覇を目指す秦澄美鈴(住友電工)だった。1センチ差の6メートル37で高良、6メートル36で木村が続く大混戦。最終6回目のジャンプでドラマが起きた。

 木村が6メートル47で逆転してトップに浮上。「跳べない記録ではない」と感じた高良は観客に手拍子を求め、スムーズに助走し、そして跳んだ。記録は6メートル48。ラストジャンプでわずか1センチ差の再逆転劇を演じ、5年ぶりに日本一に返り咲いた。

「本当に観客の皆さんの力をお借りして跳べたなという感じ。自分がやってきたことを信じて、最後は思いきっていった」

 世界選手権参加標準記録は6メートル86。日本陸連が定める開催国枠エントリー設定記録6メートル58にも届かず、代表入りは厳しい状況だが、「5年ぶりの優勝なので、とにかくうれしい」と笑みを浮かべた。

 現時点では秦が世界陸連のランクで出場圏内の28位につけている。

(THE ANSWER編集部)



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