大谷翔平、2回3K無失点の好投 殿堂入り右腕が復調に太鼓判「ドジャース一番の投手になれる」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。右ひじ手術から復帰後4度目の先発は、現地時間で31歳のバースデー登板となった。2回31球を投げ、1安打3奪三振で無失点の好投。防御率は1.50となった。殿堂入り右腕の米解説者も大谷の投球を絶賛した。

本拠地アストロズ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。右ひじ手術から復帰後4度目の先発は、現地時間で31歳のバースデー登板となった。2回31球を投げ、1安打3奪三振で無失点の好投。防御率は1.50となった。殿堂入り右腕の米解説者も大谷の投球を絶賛した。
大谷は初回、先頭のパレデスに左前打を許すも、2番スミスは内角高め96.4マイル(約155.1キロ)のフォーシームでバットを折り、二ゴロ併殺に仕留めた。3番アルトゥーベは外角へのスイーパーで遊ゴロに抑え、3人で終えた。
2回は先頭ウォーカーを外角のスライダーで空振り三振。5番カラティニからも内角低めへのスイーパーで空振り三振を奪った。6番ディアスも低めのスイーパーで空振り三振とし、3者連続三振の圧倒的投球を見せた。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」で解説を務めたジョン・スモルツ氏は「健康ならドジャースで一番の投手になれる」と絶賛。通算213勝、154セーブの殿堂入り右腕も復調に太鼓判を押した。カラティニから三振を奪ったスイーパーについては「適切な場所に適切なタイミング。打者に悪夢を与えられるすべての球を思った通りに投げられる」とたたえた。
大谷は6月16日(同17日)の本拠地パドレス戦で、663日ぶりに投手復帰。これまで3試合に登板し、4回3安打1奪三振1失点、防御率2.25の成績を残していた。
(THE ANSWER編集部)