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身長200cm、日本の20歳バスケ新星が13リバウンド躍動「目標はNBA」 監督も称えた川島悠翔の存在感

バスケットボールの国際親善試合「日本生命カップ2025(東京大会)」が5日、東京・有明アリーナで開幕し、世界ランキング21位の日本は同54位のオランダと対戦して、70-78で敗れた。登録メンバーで最年少の20歳・川島悠翔が存在感を放ち、8月5日から開催する「FIBAアジアカップ2025」に向けて、アピールに成功した。

オランダ戦で存在感を放った川島悠翔【写真:徳原隆元】
オランダ戦で存在感を放った川島悠翔【写真:徳原隆元】

オランダに逆転負けも一際輝く好プレー

 バスケットボールの国際親善試合「日本生命カップ2025(東京大会)」が5日、東京・有明アリーナで開幕し、世界ランキング21位の日本は同54位のオランダと対戦して、70-78で敗れた。登録メンバーで最年少の20歳・川島悠翔が存在感を放ち、8月5日から開催する「FIBAアジアカップ2025」に向けて、アピールに成功した。

 空中戦を制した。身長200センチの川島は両チームトップの13リバウンドを記録。若手中心のメンバーで臨んだ試合は逆転負けを喫したが、攻守にわたり一際輝くプレーをみせた。トム・ホーバス監督はコート上のインタビューで「勝ちたい気持ちは絶対にあったが、若い選手に経験もさせたい。その中で、今日は川島選手がよかった。リバウンドもディフェンスもすごかった」と高く評価した。

 日本代表としては2戦目の川島。試合後にはホーバス監督、ジョシュ・ホーキンソン主将と並んで会見に出席した。緊張した表情を見せ「自分のことに精一杯で、がむしゃらに頑張っていた」と回想。ホーキンソンや負傷交代した吉井裕鷹、西田優大らベテラン勢から試合中にアドバイスをもらったといい「負けたけど色々なことを学べた。ビデオを見たり、言われたことを見直したい」と気持ちは既に前を向いている。

「最終的な僕の目標はNBA選手になること」

 川島は代表でPFとして出場しているが、自身は今後SFやSGでプレーすることも視野に入れている。「世界で戦うには身長も足りない。3番とか2番のポジションはまだやったことがないので技術を学んでいく。どのチームに行ってもコーチが僕に何を求めているかを意識して、自分のやれることを精一杯やっていきたい」と力を込めた。

 6日はオランダとの連戦で、15時から試合開始を予定している。アジアカップは8月5日にサウジアラビアのジッダで開幕。日本は6日にシリアとの初戦を迎え、8日にイラン、10日にグアムと対戦予定だ。

(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)

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