ラグビー代表戦・日本―ウェールズ

　ラグビーの日本代表は5日、北九州市のミクニワールドスタジアム北九州で行われたテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2025」でウェールズ代表と対戦し、24-19で勝利した。熱戦が繰り広げられた同会場で試合前にあったハプニングが話題に。ネット上のファンも「え…!?」「そんな事ある？」と思わず目を丸くした。

　まさに前代未聞の珍事だった。

　両チームの主将によるコイントスの場面。日本のリーチ・マイケルが投げたコインが地面に落下すると、何度か跳ねた後、フィールド横にあった細い溝の中へ消えた。まさかのハプニングにウェールズ主将も困惑したが、審判は溝の中からコインの表裏を判断。ウェールズ側に陣地の決定権が下る一幕があった。

　日本ラグビー協会の公式Xが、実際の映像を公開。「こんなコイントスは前代未聞？」と文面につづった投稿は反響を集め、ファンからは「こ、こ、これは」「こんなコイントス初めて観ました」「そんな事ある？」「こんなことあるんだ」「え…!?」「これは面白い」「思わず笑ってしまった」と驚きの声で溢れていた。

　試合は、エディー・ジョーンズHC（ヘッドコーチ）率いる日本が大健闘。前半を7-19で折り返すも、果敢に仕掛けた後半30分、ハラトア・ヴァイレアが逆転のトライを決めて、22-19に。その後のコンバージョンキックを李承信が決めて、24-19で勝利。過去1勝13敗と分が悪かった強豪を下した。