予選で5人が棄権の酷暑も「最後は気合」 首位浮上の永峰咲希、シード最終年で目指す5年ぶりの1勝
国内女子ゴルフツアーの資生堂・JALレディース第3日が5日、神奈川・戸塚CC 西C(6766ヤード、パー72)で開催された。2位で出た30歳の永峰咲希(ニトリ)は、3バーディー、ボギーなしの69で回って通算7アンダーとし、木戸愛(日本ケアサプライ)と並んで首位に立った。2020年にメジャー大会の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯を制し、そこで獲得した3年シードは今年で終了。来年以降の出場権につなげるべく、新たな1勝を目指す。

資生堂・JALレディスオープン第3日
国内女子ゴルフツアーの資生堂・JALレディース第3日が5日、神奈川・戸塚CC 西C(6766ヤード、パー72)で開催された。2位で出た30歳の永峰咲希(ニトリ)は、3バーディー、ボギーなしの69で回って通算7アンダーとし、木戸愛(日本ケアサプライ)と並んで首位に立った。2020年にメジャー大会の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯を制し、そこで獲得した3年シードは今年で終了。来年以降の出場権につなげるべく、新たな1勝を目指す。
永峰は最終18番をパーで終え、ボギーフリーでラウンドを終えた。高温多湿の中でのプレー。取材陣に囲まれると、「とにかく無理をしない。バーディーチャンスを生かせなくても、『しょうがない』という思いでやりつづけました」と振り返った。
酷暑の影響は大きく、予選ラウンドで計5人が棄権。永峰は気持ちをコントロールすることで、その悪条件に立ち向かっていた。
「パットが入っても、入らなくても、集中力を切らさないことだけを考えました。ピン位置を見て、攻めるホールと守るホールをはっきりとさせました」
その結果、3バーディー、ボギーなし。首位に立ち、最終日の「暑さ対策」を問われると「最後は気合」と即答した。
「今日、体力は最終日に向けて取っておきました。始まって『暑い、気持ち悪い』と思ったらどんどん悪くなるので、やっぱり気合が大事になるかなと。その上で一喜一憂せず、久しぶりの優勝争いを楽しみたいです」
今年で3年シードは終了。30歳の永峰は今後もツアーで存在感を示すべく、5年ぶり3勝目をつかみにいく。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)