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女子ゴルフ界のアイドル菅沼菜々、痛恨トリプルボギー直後に“あざとスマイル”の裏側 復活呼んだ成長「とにかく楽しみたい」

女子プロゴルフの国内ツアー、アース・モンダミンカップ第3日が28日、千葉・カメリアヒルズCC(6688ヤード、パー72)で行われた。首位と2打差の2位から出た菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)は、5バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの71で回って通算9アンダー。首位で通算10アンダーの河本結(RICOH)を1打差で追っている。昨季は不調に苦しんだが、今年5月のパナソニックオープンレディースで2年ぶりのツアー3勝目を挙げ復活。この日は、トリプルボギーの後にカメラに手を振る“あざとさ”を披露するなど、メンタルの成長を垣間見せた。

アース・モンダミンカップ第3日をプレーした菅沼菜々【写真:Getty Images】
アース・モンダミンカップ第3日をプレーした菅沼菜々【写真:Getty Images】

アース・モンダミンカップ第3日

 女子プロゴルフの国内ツアー、アース・モンダミンカップ第3日が28日、千葉・カメリアヒルズCC(6688ヤード、パー72)で行われた。首位と2打差の2位から出た菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)は、5バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの71で回って通算9アンダー。首位で通算10アンダーの河本結(RICOH)を1打差で追っている。昨季は不調に苦しんだが、今年5月のパナソニックオープンレディースで2年ぶりのツアー3勝目を挙げ復活。この日は、トリプルボギーの後にカメラに手を振る“あざとさ”を披露するなど、メンタルの成長を垣間見せた。

 菅沼は小型扇風機を口元にやりながら、取材に応じた。「えっ、何か変ですか」。そして、笑顔のまま首位から陥落した14番パー5でのトリプルボギーを振り返った。

「もう、最悪です。(第1打が)左にいったんですけど、さらに左に跳ねてOBになりました。でも、『こういうこともあるかな』と思って、いつもよりは怒らなかったです。このコースが大好きなのもあって」

 言葉通り、菅沼は次の15番パー3ではムービーカメラを見つけ、笑顔で手を振ってみせた。その後も氷のうを頭に乗せてスマイル。17番パー4では、佐久間朱莉が披露した大胆マネジメントにならい、隣の16番パー4のフェアウェーに第1打を放つ機転もみせた。そして、18番パー5ではバンカーからの第3打をピン下1.5メートルに寄せて、バーディーフィニッシュを飾った。

「最後に獲れて良かったです。いつも(アース・モンダミンの)会長さん、社長さんに応援していただいているので、いいところを見せられたかなと思います」

 首位とは1打差。復活優勝を決めた際とは違い、心に余裕のある菅沼は「とにかく楽しみたいです。それで結果がついてくれば」と言った。自称アイドルゴルファーは、ファンや関係者をひきつける“あざとスマイル”を披露し続け、したたかに勝利を目指す。

(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)



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