大谷翔平、164キロ&2回0封でも「まだまだ改善の余地がある」 球速には手応え「そこがよかった」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地ロイヤルズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手復帰3度目の登板で初めて複数イニングを投げ、2回を27球、1安打1三振1四球無失点だった。打者としては4打数無安打。チームは5-9で敗れた。初回にはメジャーキャリアで最速となる101.7マイル(約163.6キロ)を計測する一球を投じた。試合後、地元局が囲み取材の模様を伝えた。

敵地ロイヤルズ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地ロイヤルズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手復帰3度目の登板で初めて複数イニングを投げ、2回を27球、1安打1三振1四球無失点だった。打者としては4打数無安打。チームは5-9で敗れた。初回にはメジャーキャリアで最速となる101.7マイル(約163.6キロ)を計測する一球を投じた。試合後、地元局が囲み取材の模様を伝えた。
中5日のマウンドに上がった大谷。初回は1死後、安打と四球で1死一、二塁のピンチを背負った。ここで大谷はギアを上げる。続く打者に99.2マイル(約159.6キロ)、100.2マイル(約161.2キロ)の直球で追い込むと、3球目は内角への101.7マイルで詰まらせ併殺打に。この回を無失点とした。
復帰後初の複数イニングとなる2回は三者凡退。打者7人を相手に27球、2回1安打無失点でマウンドを降りた。
ドジャース地元局「スポーツネットLA」は試合後、大谷の囲み取材の模様を放送。コントロールについて「細かいところは別として、積極的にゾーンを攻められたことは良かったと思います」と話した。手術後に100マイルを投げられたことについて問われると「ライブBPを続けていたら投げていなかったのかなと思うので、実戦で短いイニングを投げて慣れていくことはいいことかと思います。そこがよかったです」と手応えを明かした。
2度の手術で球が戻ってくる心配があったかについては「1回目より感覚はよかったので、ドクターの話の中でも戻る確率は高いとあったので。自信はありましたけど球速帯だけではなくて、投げ方も含めてまだまだ改善の余地があると思うので、これからかと思います」と話した。
打席に立った後の投球の準備については「分けて考えているので、基本的にはDHで、1回1回代打みたいに出るよりはマウンドからそのままの流れで行った方が自分の中では自然な気がします」とした。
(THE ANSWER編集部)