約3週間ぶりに復帰、圧巻の活躍の一方で注目を浴びたシーンは…

　バスケットボール男子の全米大学体育協会（NCAA）のデューク大の怪物、ザイオン・ウィリアムソン。NBAドラフトの目玉と目されている“レブロン2世”が、14日（日本時間15日）のACCトーナメント、シラキュース大戦で復帰。いきなり29得点、14リバウンド、5スティールと圧倒的な活躍を見せた。一方で米メディアが問題視しているシーンがある。相手選手の足がザイオンにかかるシーンを動画で公開。瞬く間に再生回数は100万回を超えるなど大きな話題を呼び、ファンから相手選手への批判など様々な声が上がっている。

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　先月20日にシューズが壊れるというまさかの事態に見舞われて負傷。戦線離脱していたザイオンが、約3週間ぶりにコートに帰ってきた。13本のフィールドゴールをすべて成功させるなど圧巻のプレーでチームの84-72での勝利に貢献したが、活躍以外にもフォーカスされているシーンがある。

　ゴール下でパスを受け、豪快なダンクを叩き込んだ直後だ。すぐに自陣サイドへ戻ろうと走り出した瞬間、接触した相手チームのフランク・ハワードの右足がザイオンの足元に出るような形になった。

　ザイオンはわずかにつんのめった程度で、何事もなかったかのように自陣に戻ったのだが……。ハワードも特に表情を変える様子はなく、一方のザイオンも特にアクションを起こすことはなかった。

　だが、米メディアは決して見逃さなかった。米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」公式インスタグラムは「シラキュース大学のフランク・ハワードが、前半序盤にザイオン・ウィリアムソンを転ばせようとした模様」と題して動画を公開。映像を見ると、ハワードが足を出したその瞬間を丸で囲い際立たせている。