「ハマのタイソン」田中空が前日計量パス 「チャレンジャーらしく戦いたい」昨年7月の結婚も力に
ボクシングの東洋太平洋ウェルター級(66.6キロ以下)王座決定戦12回戦が19日、東京・大田区総合体育館で行われる。18日には横浜市内のホテルで前日計量が行われ、同級7位の田中空(大橋)と同級3位の小畑武尊(ダッシュ東保)がともに66.5キロで一発パス。田中は初タイトル獲得に向けてチャレンジャー精神で臨む。戦績は24歳の田中が3勝(3KO)、26歳の小畑が14勝(6KO)7敗1分。

19日、東京で田中空VS小畑武尊
ボクシングの東洋太平洋ウェルター級(66.6キロ以下)王座決定戦12回戦が19日、東京・大田区総合体育館で行われる。18日には横浜市内のホテルで前日計量が行われ、同級7位の田中空(大橋)と同級3位の小畑武尊(ダッシュ東保)がともに66.5キロで一発パス。田中は初タイトル獲得に向けてチャレンジャー精神で臨む。戦績は24歳の田中が3勝(3KO)、26歳の小畑が14勝(6KO)7敗1分。
デビュー4戦目で初のタイトル戦となる田中は「小畑選手の方が実績がある。自分はチャレンジャーらしく戦いたい」と意気込む。「ハマのタイソン」と称され、プロでは3戦して全てKO勝利を収めている。試合のイメージを聞かれると「どのラウンドでもいいので、倒して勝つのが理想」と強気な姿勢。「(相手は)テクニシャンなので、自分のスタイルが貫くことができればいい結果になる」と強調した。
昨年の7月に高校時代の友人と結婚。「さらに頑張らないといけない気持ちが強まった」と気を引き締めている。

同王座は、今興行のメインイベントで世界初挑戦するWBO世界ウェルター級2位・佐々木尽(八王子中屋)が返上して空位となっていた。佐々木は同級王者ブライアン・ノーマン(米国)と対戦。田中は「自分と同じ階級の世界戦と、同じところで試合をやらせてもらえることに感謝しています。自分もそこを目標にしているので、アピールできたらなと思います」と力を込めた。
興行はNTTドコモの映像配信プラットフォーム「Leminoプレミアム」で有料生配信される。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)