本拠地パドレス戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は17日（日本時間18日）、本拠地パドレス戦に「1番・DH」で先発出場。3回の第2打席に死球を受けた。球場はブーイングが起こり、テーブ・ロバーツ監督は退場になるなど騒然となったが、大谷は一塁上で笑顔。日本のファンからは「当てられた本人は楽しそう」などと注目が集まっている。

　3回1死走者なしで迎えた大谷の第2打席。先発右腕バスケスの2球目は大きく外れ、右太もも付近に直撃する死球となった。大谷は声を上げて悶絶。そのまま一塁へ向かい、プレーを継続したが、審判団が集まって協議。両軍ベンチに向かって警告を発した。

　これにロバーツ監督がベンチを飛び出て怒りの猛抗議。退場処分になるなど球場は騒然となった。そんな中、一塁上の大谷はなぜか楽しそう。パドレスの一塁手・アラエスと和気あいあいとした様子で会話をし、穏やかな光景が生まれていた。中継を見たネット上の日本のファンからも様々な声が集まっている。

「不穏な雰囲気の中でも当てられた当事者がこんなに明るいと敵も味方も救われる」
「一方当てられた当の本人は…クソ笑顔な件笑」
「当てられた本人はくそ笑顔」
「ロバ子激おこなのに当てられた本人は楽しそう」
「このふたり平和主義やから気が合いそう」

　この試合は7回にも判定が2度覆る珍事が発生。思わぬ事態に米記者も混乱していた。ドジャースが8-6で勝利。大谷は4打数無安打4三振だった。