菅野のマンホールは29日に相模原市に設置予定

　日本人メジャーリーガーたちがマンホールになる。米大リーグ（MLB）は11日、ドジャース・大谷翔平投手やメッツ・千賀滉大投手などMLBで活躍する日本選手12人のオリジナルデザインのマンホールカバーを、各選手の野球のルーツにまつわる場所に設置すると発表した。だが、オリオールズの菅野智之投手について、意外な心配の声がファンから上がっている。

　それぞれ異なるアーティストによってデザインされた12種類のマンホールカバーには、選手一人ひとりのキャリアの「物語」や個性が表現されている。6月16日から各選手の野球のルーツにまつわる場所に設置。菅野のマンホールは29日、出身地の神奈川県相模原市に登場予定だ。

　デザインしたのは神奈川出身のイラストレーター・グラフィックデザイナーである宮岡瑞樹さん。「菅野選手とお父さまの一緒に歩んだストーリーを表現するために様々なシーンを描きながら、そのどれもが明快に見える様に色と形を吟味して制作させていただきました」とデザインに込めた思いを説明した。

　X上では好評の声が上がる一方、意外な懸念も。菅野自身はここまで5勝4敗、防御率3.23と好成績を残しているが、チームは10日（日本時間11日）時点で26勝39敗で地区最下位に低迷。7月末のトレード期限までに優勝争いするチームにトレードされる可能性が囁かれている。そのため、デザイン変更を余儀なくされるのでは……という心配だ。

「菅野、マンホール設置即トレードの予感ｗｗｗ」
「最後が菅野だけど下手するとその時にはもうオリオールズにいない可能性があるがそこは大丈夫なのかな？」
「菅野選手とか移籍の話出てるけどマンホール差し替えられる前に見た方が良いのか？」
「菅野のマンホールはデザインが変更になる可能性が」
「菅野に関してはマンホール設置された時にはユニフォーム変わってるかもwww」

　各マンホールカバーにはARコンテンツが搭載されており、現地でスマートフォンでスキャンすることでARショートムービーを楽しむことができる。さらに日本航空（JAL）とのコラボレーションで、オリジナルマンホールを訪れたファンの体験をさらに豪華にする特別企画も実施予定だ。