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アメリカで世界戦V4成功の日本人ボクサーが決意 リング誌も認める29歳・晝田瑞希「立ち止まる暇ない」

ボクシングのWBO女子世界スーパーフライ級王者・晝田(ひるた)瑞希(三迫)が10日、都内で報告会見を行った。5月17日(日本時間18日)、米カリフォルニア州コマースで指名挑戦者の同級1位カーラ・アイレン・メリノ(アルゼンチン)に3-0で判定勝ち。4度目の防衛に成功していた。

晝田瑞希【写真:編集部】
晝田瑞希【写真:編集部】

晝田瑞希がV4報告会見

 ボクシングのWBO女子世界スーパーフライ級王者・晝田(ひるた)瑞希(三迫)が10日、都内で報告会見を行った。5月17日(日本時間18日)、米カリフォルニア州コマースで指名挑戦者の同級1位カーラ・アイレン・メリノ(アルゼンチン)に3-0で判定勝ち。4度目の防衛に成功していた。

 29歳の晝田はピンクと金のヘアスタイルをばっちりと決め、にこやかな表情で登場。防衛したベルトを大切そうに机の上に置いた。試合については「チームのおかげで掴めた勝利。自分自身が成長できて心の底から楽しめた。日本からも応援ありがとうございました」と感謝した。

 1月には今回と同じコマースカジノ・イベントセンターで米国デビュー。マリベル・ラミレス(メキシコ)に3-0の8回負傷判定で勝利を収めていた。メリノを下し、4度目の防衛に成功。「マニー(・ロブレストレーナー)からも今回の相手は強いからってずっと言われていた。無事に勝ててほっとしている」と安堵の表情を見せた。

 最も権威のある専門誌「ザ・リング」からは同級王座に独自認定された。プロボクサーの戦績を掲載する海外専門サイト「BoxRec」でも1位に位置し、記念Tシャツを受け取っている。

「立ち止まる暇なんかない。ボクシングはいつできなくなるかわからないと思っているし、私も別に若いわけじゃない。目の前に取り組むことがあることがすごい幸せ」

 世界戦から1か月足らずだが、練習を再開。米国で知り合ったWBA同級1位リン・サンドストーム(オーストラリア)が来日し、スパーリングを10ラウンド程行った。次戦については「年内にできたら最高です。(統一戦は)もちろんやりたい」と力を込めた。

(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)

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