右目が歪む激闘の跡「酷い」「近くでよく見ると…」 中谷潤人に完敗、痛々しい西田凌佑に海外メディア驚き
ボクシングのWBC&IBF世界バンタム級(53.5キロ以下)王座統一戦12回戦が8日、東京・有明コロシアムで行われ、WBC同級王者・中谷潤人(M.T)がIBF同級王者・西田凌佑(六島)に6回終了TKO勝利した。西田が右肩を脱臼し、7回開始前に棄権となった。西田の右目は偶然のバッティングなどで大きく腫れ上がり、海外メディアが「ひどい目の怪我」と注目していた。

中谷潤人VS西田凌佑
ボクシングのWBC&IBF世界バンタム級(53.5キロ以下)王座統一戦12回戦が8日、東京・有明コロシアムで行われ、WBC同級王者・中谷潤人(M.T)がIBF同級王者・西田凌佑(六島)に6回終了TKO勝利した。西田が右肩を脱臼し、7回開始前に棄権となった。西田の右目は偶然のバッティングなどで大きく腫れ上がり、海外メディアが「ひどい目の怪我」と注目していた。
瞼が痛々しく腫れ上がっていた。
初回、中谷は出だしからいきなり強打を連発。場内をどよめかせる。西田も負けじと打ち合い、激しい王座統一戦のスタートになった。中谷の左フックが顔面を捉えるなど接近戦が続き、5回に西田の右目が腫れ、チェックが入るなどダメージが徐々に見え始める。7回に入る前にレフェリーが試合をストップ。西田は右肩脱臼で棄権となり、中谷のTKO勝利となった。
痛々しい西田に姿に海外メディアも注目。世界で最も権威あるとされる米専門誌「ザ・リング」公式Xでは「ジュント・ナカタニと6ラウンドを戦った後の、リョウスケ・ニシダのひどい目の怪我」と記し、目を痛めたリングサイドの写真を公開した。米興行大手・トップランク社のインスタグラムでも顔の写真とともに「ニシダの目を近くでよく見ると、Wow」とつづり驚きを示した。
無敗王者同士ということで世界的にも注目された世界王座統一戦。西田のダメージは大きく、試合後に予定されていた会見に出席できず病院に直行していた。