那須川天心をストップ中に殴った相手に困惑の声 SNS「減点モノ」「あり得ない」 タフさには高評価も
ボクシングのWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)1位・那須川天心(帝拳)が8日、東京・有明コロシアムで同級ノンタイトル10回戦に臨み、WBA同級6位のビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国)に3-0(99-91、99-91、100-90)で判定勝ちした。最終ラウンドではストップがかかった状態からサンティリャンがパンチを入れるシーンもあり、場内がざわついた。

那須川天心VSビクトル・サンティリャン
ボクシングのWBC世界バンタム級(53.5キロ以下)1位・那須川天心(帝拳)が8日、東京・有明コロシアムで同級ノンタイトル10回戦に臨み、WBA同級6位のビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国)に3-0(99-91、99-91、100-90)で判定勝ちした。最終ラウンドではストップがかかった状態からサンティリャンがパンチを入れるシーンもあり、場内がざわついた。
那須川は終始試合の主導権を握り、フットワークを使いながら有効打を当てていった。最終10回は両者が打ちあう激闘に。残り30秒手前、クリンチの状態からレフェリーが両者を引き離したが、離れ際にサンティリャンが那須川の顔面に右のパンチをお見舞いした。
これには那須川も納得いかない様子で左手を振り上げ、レフェリーもサンティリャンに強く注意。場内もざわついた。ただ、両者は終了のゴングが鳴ると健闘を称えるように抱き合った。天心の勝利がコールされた時も、サンティリャンはグラブをつけたまま拍手していた。
X上のボクシングファンからは、「サンティリャンがラフ過ぎてアカンと思う」「ちょっと変な一発入れたのが残念だったねぇ」「減点モノだけどな」「子どもの喧嘩みたいにぶん回すやん」「サンティリャンめっちゃレフェリーに怒られてたなぁ」「レフェリーの開始を待たずに殴りに行くとかありえないでしょ」「レフェリーが引き離してる途中で手出すなよ……」などと困惑する声も上がった。
ただ、サンティリャンの打たれ強さと真っ向から打ちあう姿勢には「面白い試合だった」「サンティリャン打たれ強すぎるだろ」「サンティリャン、タフだったし良い選手だった」などといった声も書き込まれていた。
(THE ANSWER編集部)