大谷死球の裏で称賛された審判のジャッジ 「これは良い判定でした」204勝右腕がLA実況席で注目
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地セントルイスのカージナルス戦に「1番・DH」で先発出場。8回の第5打席で死球を受けた。地元実況席からも「オウッ!」と悲鳴が飛んだが、解説の204勝右腕が審判のジャッジを称賛していた。

敵地カージナルス戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地セントルイスのカージナルス戦に「1番・DH」で先発出場。8回の第5打席で死球を受けた。地元実況席からも「オウッ!」と悲鳴が飛んだが、解説の204勝右腕が審判のジャッジを称賛していた。
大谷の絶叫が球場に響いた。4点リードした8回2死一、二塁の第5打席。カージナルス・スヴァンソンの引っかかったスライダーが左足付近に直撃。今季初死球となった。大谷もバットを振りかけ、痛みで少し顔を歪めるも、次第に落ち着いたようで一塁へ向かっていった。
米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継では死球の瞬間、実況のスティーブン・ネルソン氏、解説のオーレル・ハーシュハイザー氏が揃って「オウッ!」と悲鳴のような声。続けて、ネルソン氏が「球審のアレックス・マッケイが三塁の方を見て、スイングしたかどうか確認しました。シーゲルは『ノー』と言ったようなので、ショウヘイは一塁へ進むことができますが、痛々しい形でです」と打ちにいきながらもスイング判定にならなかったことに注目。
ドジャースの元エースで通算204勝のハーシュハイザー氏も「これは三塁塁審の良い判定でした。バットが前に出ているのは避けるためで、スイングではないですから」と冷静にジャッジした審判を称賛していた。
大谷は続くベッツの打席では走っており、大事には至っていないようだった。チームは7-3で勝利し、連敗を止めた。
(THE ANSWER編集部)