坪井智也、日本最速タイ2戦目でタイトル奪取 判定3-0の完勝も反省「ダメなところが多かった」
ボクシングのWBOアジアパシフィック(AP)バンタム級(53.5キロ以下)王座決定戦10回戦が8日、東京・有明コロシアムで行われた。同級2位の坪井智也(帝拳)が同級1位バン・タオ・トラン(ベトナム)と対戦。3-0の判定勝ちを収め、地域タイトルのベルトを獲得した。プロ2戦目でのタイトル奪取は日本最速タイ。戦績は29歳の坪井が2勝(1KO)。32歳のバンが18勝(10KO)2敗。

WBOアジアパシフィックバンタム級王座決定戦
ボクシングのWBOアジアパシフィック(AP)バンタム級(53.5キロ以下)王座決定戦10回戦が8日、東京・有明コロシアムで行われた。同級2位の坪井智也(帝拳)が同級1位バン・タオ・トラン(ベトナム)と対戦。3-0の判定勝ちを収め、地域タイトルのベルトを獲得した。プロ2戦目でのタイトル奪取は日本最速タイ。戦績は29歳の坪井が2勝(1KO)。32歳のバンが18勝(10KO)2敗。
坪井はダウンこそ奪えなかったが、最終10Rに猛ラッシュを浴びせるなど終始試合を支配。アマチュア時代の2021年に世界選手権王者となった逸材が実力を示した。
デビューから88日でのタイトル奪取。「長いラウンドをやれた。ダメなところが多かったけれど、凄く学びのある試合になった」と振り返った。「(相手は)フィジカル、気持ちが強い選手だった。そう簡単に倒れることはないだろうと思った。決定打の甘さが出た試合。そこをもっと強化したい」とも語った。
バンタム級には中谷潤人ら日本人世界王者が君臨。坪井は「チャンスがあれば、この先のベルトも狙いたいが、あくまでチーム。与えてもらった試合をやって勝っていけば自ずと見えてくる景色。明日からコツコツ頑張っていきたい」と話した。
(THE ANSWER編集部)