G1で“31馬身差”圧勝の衝撃「魔法のよう」 米国人からは「327回見ているのに…」色褪せない伝説
米競馬の3冠最終戦G1ベルモントステークス(ダート2000メートル、8頭立て)が7日(日本時間8日)、サラトガ競馬場で行われた。5月のG1ケンタッキーダービーを制した2番人気ソヴリンティがG1プリーネクスSの優勝馬ジャーナリズムを豪快に差し切って2冠を達成。G1・2勝目を挙げた。レース中継では31馬身差で圧勝した伝説のレースが特集されており、米ファンから衝撃が走った。

G1ベルモントステークス
米競馬の3冠最終戦G1ベルモントステークス(ダート2000メートル、8頭立て)が7日(日本時間8日)、サラトガ競馬場で行われた。5月のG1ケンタッキーダービーを制した2番人気ソヴリンティがG1プリーネクスSの優勝馬ジャーナリズムを豪快に差し切って2冠を達成。G1・2勝目を挙げた。レース中継では31馬身差で圧勝した伝説のレースが特集されており、米ファンから衝撃が走った。
後ろの馬がまるで見えなかった。
1973年のベルモントステークス(ダート2400メートル)。勝ったのは伝説の名馬セクレタリアトだった。5頭立てのレースになり、逃げた白いメンコのセクレタリアトは絡んできた一頭を振り切ると向正面から独走態勢に。異次元の手応えで直線を迎えると突き放すだけ。最後は大歓声を受けゴールインした。タイムはレコードの2分24秒0。ついた着差は31馬身と言われている。
米スポーツブックメーカー「ファンデュエル・スポーツブック」の競馬専門Xは「今でも見ると鳥肌が! 1973年ベルモントステークスでのセクレタリアトのインクレディブルなパフォーマンス」と記しレース中継の動画を公開。米ファンからは「競馬史上最高のパフォーマンス」「セクレタリアトは唯一無二」「魔法のようだ」「史上最高の競走馬。以上」「これまでにこのレースを327回見ているのに、毎回驚かされている…」「これがどれだけの圧勝か、わかっている人は少ないと思う」など絶賛の声。52年前ながら色褪せない名レースに衝撃が走っていた。
セクレタリアトはケンタッキーダービーとプリークネスSもレコードで勝利し3冠を達成。“ビッグ・レッド”の愛称で知られ生涯21戦16勝だった。
(THE ANSWER編集部)