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ツアー初Vの20歳、高野愛姫「まだまだ無名な私ですが…」 しみじみ語った悲願達成の裏側「自分のことを一番信じて」【女子ゴルフ】

ゴルフの国内女子ツアー、ヨネックスレディスは8日、新潟・ヨネックスCC(6339ヤード、パー72)で最終日を行った。20歳の高野愛姫(Jトラスト銀行インドネシア)が9バーディー、1ボギーの64で回り、通算15アンダーで悲願のツアー初優勝を勝ち取った。優勝賞金は1620万円。優勝インタビューでは「きょう夢を一つ叶えることができました」と、その裏側にあった心境の変化を語った。

ヨネックスレディスでツアー初優勝を飾った高野愛姫【写真:Getty Images】
ヨネックスレディスでツアー初優勝を飾った高野愛姫【写真:Getty Images】

ツアー参戦2年目、初のトップ10入りが優勝…賞金1620万円

 ゴルフの国内女子ツアー、ヨネックスレディスは8日、新潟・ヨネックスCC(6339ヤード、パー72)で最終日を行った。20歳の高野愛姫(Jトラスト銀行インドネシア)が9バーディー、1ボギーの64で回り、通算15アンダーで悲願のツアー初優勝を勝ち取った。優勝賞金は1620万円。優勝インタビューでは「きょう夢を一つ叶えることができました」と、その裏側にあった心境の変化を語った。

 首位と4打差の6位から出た高野は、3番からの3連続バーディーで波に乗ると、8番、9番でもバーディー。前半を終えて暫定トップに躍り出た。後半に入っても11番まで連続バーディー、さらに13番、15番でもバーディーを奪うなど、この日9バーディー1ボギー。8つスコアを伸ばし後続を突き放した。

 淡いピンクのウェアに、白いサンバイザーとスカート姿を合わせた高野は先にホールアウトすると、キャディーとハイタッチするなどして控えめに喜んだ。優勝インタビューではスポンサーやボランティアに感謝を述べた後「私はきょう夢を一つ叶えることができました。予選落ちが2週間続いて、私に優勝できる日は来るのかなと思っていたのですが、すぐにできて本当にうれしいです」としみじみ喜びを語った。

 過去のトーナメントを振り返り「自分は最終組にいるべき人間ではないみたいな感情でプレーしていました」と口にする一方、今大会では「自分は優勝できる人間なんだ、最後まで自分のことを一番信じてプレーしようと思っていました」と心境の変化を口にした。最後に「まだまだ無名な私ですが、この優勝をきっかけに名前を覚えてもらえればうれしい」と笑顔を見せていた。

 高野は2023年にプロテスト合格。昨季はステップ・アップ・ツアーをメーンに回り、JLPGAツアーにも参戦。ここまでの最高順位は今年5月に福岡で行われた「Sky RKBレディス」での11位だった。

(THE ANSWER編集部)



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