敵地タイガース戦

　米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手が7日（日本時間8日）、敵地タイガース戦に「3番・右翼」で先発出場。4打数2安打2打点、2本塁打の活躍で、チームの6-1の勝利に貢献した。先制15号に、ダメ押しとなる16号。今季3度目の1試合2HRとなり米ファンも大興奮。「彼は非現実的だ」「これで彼はMVP候補として話題になるよな？」などのコメントが書き込まれた。

　低めの変化球をすくった。初回、タイガース先発ホルトンの低めへのチェンジアップに反応すると、弾丸ライナーがスタンドに飛び込んだ。6月初アーチとなる先制15号となった。

　2本目は8回の第4打席、変化球を捉えると打球はあっという間に左翼席へ。打球速度105.6マイル（約169.95キロ）、飛距離395フィート（約120.4メートル）の当たりだった。

　本日の2発で年間40HR、139打点ペースとなり、打点も55でリーグ2位とした。MLB公式Xやカブス公式Xはこぞって鈴木の本塁打を速報。米ファンから「どでかい1発だ」「彼は非現実的だ」「この男はえげつない」「これで彼はMVP候補として話題になるよな？」など絶賛する声が寄せられ、また「スズキセンセイ」呼びするファンまで現れていた。