本拠地メッツ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は2日（日本時間3日）、本拠地メッツ戦に「1番・DH」で先発出場。23号ソロを含む4打数1安打2打点と活躍したが、チームは延長の末に3-4で敗れた。先制の先頭打者弾を放ったメッツのフランシスコ・リンドーア内野手は「オオタニのほうが40フィート以上飛んでいたと思うよ」と呆れたように笑った。

　疑問の余地がない一発だった。0-1で迎えた7回2死走者なしの第4打席。大谷は救援右腕クラニックの変化球を豪快に引っ張った。打球は高々と舞い上がり、右翼のブルペンを越えた。飛距離424フィート（約129.2メートル）の特大23号。大谷は打った直後に下を向き、何度も頷きながら一塁へと歩き出した。

「1番・遊撃」で先発したメッツのリンドーアは5打数2安打2打点と活躍。初回の第1打席では飛距離417フィート（約127.1メートル）の14号先頭打者弾を放った。試合後、米メディアの取材に応じる様子を米地元放送局「スポーツネット・ニューヨーク」が放送。自身の本塁打について「自分の持つ力全部を使って打ったよ」と振り返った。

　続けて「オオタニほどは飛んでいなかったけど。オオタニのほうが40フィート（約12.2メートル）は遠くへ飛んでいたと思うよ。でも同じ1本塁打だからね」と呆れたように笑った。