竹田麗央が手にした1.5億円は国内最大賞金の約3倍 全米女子OPは「女子ゴルフ界最大の賞金総額」
米女子ゴルフのメジャー第2戦・全米女子オープンは1日(日本時間2日)、ウィスコンシン州のエリンヒルズGC(6829ヤード、パー72)で最終日が行われ、マヤ・スターク(スウェーデン)が優勝した。日本勢は3人がトップ10入り。3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72で回った竹田麗央(ヤマエグループHD)が通算5アンダーで最上位の2位タイだった。米誌が「女子ゴルフ界最大の賞金総額」と紹介するように、竹田は105万2621ドル(約1億5186万円)を獲得。来年の同大会出場権も手にした。

メジャー第2戦・全米女子オープン
米女子ゴルフのメジャー第2戦・全米女子オープンは1日(日本時間2日)、ウィスコンシン州のエリンヒルズGC(6829ヤード、パー72)で最終日が行われ、マヤ・スターク(スウェーデン)が優勝した。日本勢は3人がトップ10入り。3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72で回った竹田麗央(ヤマエグループHD)が通算5アンダーで最上位の2位タイだった。米誌が「女子ゴルフ界最大の賞金総額」と紹介するように、竹田は105万2621ドル(約1億5186万円)を獲得。来年の同大会出場権も手にした。
3日目を終えて竹田、西郷真央、渋野日向子が首位と2打差の3位につけ、逆転Vを狙った最終日。11番を終えた時点で通算5アンダーで並んでいたが、12番で西郷がボギーを叩き、一歩後退した。14番パー5では渋野と竹田が揃ってバーディーを奪取。6アンダーとして2位に浮上したが、渋野は続く15番パー4で痛恨のダブルボギーを叩いた。竹田も17番パー4で1打落とした。
それでも竹田は最後まで粘り、最終18番をパーでフィニッシュ。ネリー・コルダ(米国)が同じく最終18番でボギーを叩いてスコアを落としたため、竹田が2位に並ぶという結果になった。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」によると、単独2位の賞金129万6000ドル(約1億8698万円)と同3位の賞金80万9242ドル(約1億1675万円)を足した半分の105万1621ドル(約1億5186万円)を獲得。単純計算で約3400万円が上乗せとなった格好だ。
米専門誌「ゴルフウィーク」は「全米女子オープンは、女子ゴルフの他のどの大会よりも選手たちに人生を大きく変えるチャンスを与えるだけでなく、賞金も提供する」と紹介。「今年の大会は、女子ゴルフ界最大の賞金総額が用意されており、ミルウォーキー郊外のエリン・ヒルズで開催される大会終了後、総額1200万ドル(約17億3015万円)がプロ選手に分配される」と伝えた。
4位タイとなった西郷は48万6262万ドル(約7015万円)、7位タイの渋野も35万8004ドル(約5166万円)を獲得した。ちなみに国内の優勝賞金最高額はアースモンダミンカップの5400万円。竹田はその3倍近くの賞金を手にしたことになる。
(THE ANSWER編集部)