骨折癒えぬも3位発進、青木瀬令奈「折れたままですが…」 救急搬送された先輩に刺激「私はまだ甘かった」
国内女子ゴルフのリゾートトラストレディスは29日、徳島・グランディ鳴門GC36(6585ヤード、パー72)で開幕。初日、ツアー5勝の32歳・青木瀬令奈(リシャール・ミル)は、5バーディー、ノーボギーの67、5アンダーの66で回り、首位と1打差の3位と好発進した。昨年、両足親指付け根の種子骨を骨折。痛みが残る中でのプレーが続く中で「まだ甘かったなと思いました」と18日前の出来事と比較して語っている。

リゾートトラストレディス初日
国内女子ゴルフのリゾートトラストレディスは29日、徳島・グランディ鳴門GC36(6585ヤード、パー72)で開幕。初日、ツアー5勝の32歳・青木瀬令奈(リシャール・ミル)は、5バーディー、ノーボギーの67、5アンダーの66で回り、首位と1打差の3位と好発進した。昨年、両足親指付け根の種子骨を骨折。痛みが残る中でのプレーが続く中で「まだ甘かったなと思いました」と18日前の出来事と比較して語っている。
前週のブリヂストンレディスでは予選落ち。この日はショットが冴えわたり、パットも9番で7メートルを沈めるなど好調で、ホールアウト時にはリーダーズボードの一番上に名前があった。プレー後、怪我を負う両足の状態について「折れたままですが、普通に3日間、4日間試合をする分には、ほぼ歩くスピードを落とさずにラウンドできます」と語った。
今季は、2日目で成績が伸び悩んできた。怪我の影響は否めず「初日と同じように動いているつもりでも、動けてなかったりとか、足の影響を実感していなかったんですけど、スイングには0コンマ1秒の瞬間的なブレーキがかかったりして、スイングに若干影響が出ているのかなっていうのは、今週くらいに分かってきた感じですね」と明かした。
満身創痍でのツアー参戦。5月11日のワールドレディスサロンパス杯最終日で、39歳・藤田さいき(JBS)が体調不良ながらもプレーオフまで戦い抜き、プレー後に救急車で搬送された姿に刺激を受けた。「私自身も18番ホールでヒザから崩れ落ちる準備は毎日してるつもりでラウンドしてたんですけど、本当の崩れ落ちるはあれかと。まだ甘かったなとめちゃめちゃ思いました。まだできるじゃん。なので、足がめちゃめちゃ痛かったですけど、折れてでも足がついている限りやれるなって思いました」と話していた。
(THE ANSWER編集部)