意識不明・ボクシング重岡銀次朗の容体が判明「自分で呼吸も出来るように」 兄・優大が報告、入院5日目「必死に生きようとしてます」
試合後に意識を失った25歳の前IBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗の容態について、兄で前WBC世界同級王者の重岡優大(ともにワタナベ)が29日にインスタグラムで説明した。

重岡は「急性右硬膜下血腫」で緊急手術を受け引退へ
試合後に意識を失った25歳の前IBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗の容態について、兄で前WBC世界同級王者の重岡優大(ともにワタナベ)が29日にインスタグラムで説明した。
銀次朗は24日にインテックス大阪で王者ペドロ・タドゥラン(フィリピン)に1-2の判定負け。救急搬送され、「急性右硬膜下血腫」で緊急の開頭手術を受けた。規定により引退となる。
兄の優大はインスタグラムのストーリー機能を使い「皆さん、銀次朗がご心配おかけしてます。入院から5日目。1週間がヤマ場だと言われてます。最初は呼吸器がないとダメでしたが今は自分で呼吸も出来るようになり、その他の色々な数値も悪化はしていないみたいです」と、現在の状況を説明した。
さらに「あと2、3日乗り越えてくれたら先生から次のステップの話を聞けるみたいです。きっと皆さんの応援や願いが銀に届いているのだと思います」と前向きに記した。「必死に生きようとしてます。銀は今まで諦めた事1度もないです。あいつは強いので大丈夫です。俺も信じてます。皆さんが安心できるようにまた何かあれば報告させてもらいます。こっちは俺に任せてください。引き続き、祈っていてください。よろしくお願いします」とファンに向けて報告した。
27日、都内の同事務局で取材対応した日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長によると、重岡は「急性右硬膜下血腫」で試合直後に緊急の開頭手術を受け、経過観察中。大阪市内で入院しており、麻酔で眠っている状態だとしていた。
(THE ANSWER編集部)