敵地ガーディアンズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日（日本時間27日）、敵地ガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席に19号ソロを放った。2試合連続の先頭打者弾、しかもプレーボールからわずか7秒後の着弾という電光石火の一発に、これまで反応してきた日本のスポンサーも「出遅れ」を告白したうえで祝福の画像を投稿した。ファンからは「もうだいぶ危ういなw」「斜塔みたいになってる」といった反響が寄せられている。

　それでも仕事は早かった。大谷の本塁打を祝した恒例のパンケーキタワー。CMに出演する日清製粉ウェルナ公式Xは19枚のパンケーキが積み上がった画像を公開した。やや右に傾きかけたパンケーキのてっぺんにはフルーツとクリームがデコレーションされ、さらにも色とりどりのフルーツとクリームが並べられた。背景には多くの星がきらめいている。

　文面では「おはようございます！少し出遅れましたが…　やったーーーー　大谷翔平選手、第19号ホームラン！」とつづり、投稿が遅れたことを告白。日本時間午前7時10分に始まった試合で、大谷の19号はプレーボール直後にスタンドに突き刺さったが、同社の投稿は午前8時23分だった。これまで、17号の時は着弾からわずか1分後に投稿し、18号の時も着弾から11分後の午前8時22分に画像を公開していただけに「出遅れ」なのかもしれないが、早業というのは十分すぎるスピード投稿だ。

　もはや恒例となりつつある投稿にファンも歓喜。「焼くのが遅いぞ！」といった愛あるツッコミも見られる中、さまざまな声が上がった。

「な、ななめ」
「あっ右本塁打だったから右→に…w」
「待ってました」
「絶妙バランスww」
「背景キラキラにせざるを得ませんかわいい」

　ただ、積み重なったパンケーキがだんだんと傾きかけ「18号あたりから危ない」「倒れないかハラハラするよ笑」「ピサの斜塔より傾いてきてるｗ　そろそろツインタワーになるかしら…」など心配の声も寄せられた。

　なお米誌「フォーブス」によると、大谷がフィールド外で稼いだスポンサー収入などは1億50万ドル（約145億8700万円＝発表時レート）とされている。絶大な人気から生まれた恒例行事に笑える“危機”が近づいている。