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ボクシング世界戦で敵意全開の態度「気合が入る」 28勝28KO「怪物」と戦う力石政法が歓迎

ボクシングのダブル世界戦興行に出場する選手たちが27日、試合会場の神奈川・横浜BUNTAIで前日計量を行った。IBF世界スーパーフェザー級(58.9キロ以下)王座決定戦に臨む同級3位・力石政法(大橋)は58.7キロ、同級1位エドアルド・ヌニェス(メキシコ)は58.8キロで一発パス。興行はNTTドコモの映像配信サービス「Leminoプレミアム」で有料生配信。戦績は30歳の力石が16勝(11KO)1敗、27歳のヌニェスが28勝(28KO)1敗。

前日計量に臨んだ力石政法【写真:浜田洋平】
前日計量に臨んだ力石政法【写真:浜田洋平】

力石政法が5.28に世界初挑戦

 ボクシングのダブル世界戦興行に出場する選手たちが27日、試合会場の神奈川・横浜BUNTAIで前日計量を行った。IBF世界スーパーフェザー級(58.9キロ以下)王座決定戦に臨む同級3位・力石政法(大橋)は58.7キロ、同級1位エドアルド・ヌニェス(メキシコ)は58.8キロで一発パス。興行はNTTドコモの映像配信サービス「Leminoプレミアム」で有料生配信。戦績は30歳の力石が16勝(11KO)1敗、27歳のヌニェスが28勝(28KO)1敗。

 敵がグイっとにじり寄ってきた。ボクシングでは珍しい一般公開で行われた前日計量。クリアした両者はフェースオフで睨み合った。身長が9センチ高い177センチの力石が見下ろす形に。ヌニェスは計量台を乗り越え、顔を近づけた。KO勝率100%のハードパンチャーらしく敵意全開。約20秒後、終了のアナウンスが流れても両者引かず、関係者に制止されてようやく2人とも視線をそらした。

 前日の告知にもかかわらず、駆け付けた51人のファンから拍手や歓声を浴びた。緊迫した空気が流れたが、力石は「別に冷静だった。スイッチが入っているわけではない。とりあえず一仕事を終えた」と、どこ吹く風。相手の態度に「気合が入った。アウェーに来ていますからね。僕も、向こうもこの日のためにやっている。高ぶるのは当たり前」と理解を示した。

前日計量でお互いを睨みあうエドアルド・ヌニェス(左)と力石政法【写真:浜田洋平】
前日計量でお互いを睨みあうエドアルド・ヌニェス(左)と力石政法【写真:浜田洋平】

 陣営の大橋秀行会長は「相手が凄かったですね。睨み合っている時は怖かったです。殴り合いになったらどうしようかと思いました」と冷や汗。「力石も強気です。初回から打ち合うかもしれません。初回に決着がつく可能性もある」と想定した。

 力石は計量後のリカバリー食に焼肉を予定。「勝負飯です。赤身を食べます」と心待ちにした。昨年7月にLUSH緑ジムから大橋ジムに移籍後2戦目で世界戦を迎える。移籍後は坂道ダッシュ、階段トレーニングなど定期的にフィジカル強化。「下半身に筋肉がついた」と自信を深め、ファンに肉体美を披露した。

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