敵地ガーディアンズ戦で6勝目

　米大リーグ・ドジャースは26日（日本時間27日）、敵地ガーディアンズ戦を7-2で勝ち、連敗を2で止めた。打っては「1番・DH」で出場した大谷翔平投手が初回、初球を打って2試合連続本塁打の活躍を見せ、投げては先発の山本由伸投手が6回3安打2失点の好投で6勝目（3敗）をマーク。試合後、山本は自身のインスタグラムで大谷に向けて一言だけ称賛の言葉を贈り、ネット上のファンから「いや、あなたもよ」「今さら」といった声が上がっている。

　いつもとは違う展開だった。試合後、インスタグラムを更新した山本は、ストーリー機能で大谷の先頭打者弾の動画を公開。キャプションにはたった一言「野球うまっ」とだけ添えた。普段は山本が好投した時などに大谷がインスタグラムで“イジリ”を見せることが多いが、この日は山本が大谷をいじるという、逆の展開だった。

　これにはネット上の日本人ファンも爆笑。「大谷に対して『野球うまっ』は笑うでしょ」「大谷くんのこと、今さら『野球うまっ』って言っちゃう由伸すき」「仲良しなのが伝わるねぇ」「ホント可愛い」「大谷さんに『野球うまっ』って、そりゃそうに決まってるんよwwwwww」といった声が広がった。

　中には、山本が3回に見せた華麗なバント処理の映像を引用し「いやいやいや、由伸さん、あなたもよ」「そして由伸もやばいくらい野球うまっ」といった声も上がっている。

　この日、大谷はプレーボールがかかった7秒後、ガーディアンズ・ウィリアムズの155キロを捉え、弾丸ライナーを右翼スタンドに突き刺した。打球速度115マイル（約185キロ）、飛距離378フィート（約115.2メートル）という驚速打球だった。一方、援護点をもらった山本も2回をパーフェクトに抑えると、3回には無死一、二塁から守備隊形の逆を突かれる犠打を自ら処理する好プレーを見せ、この回1点で踏ん張った。その後も相手の追加点を1点に抑える熱投。2人がドジャースの勝利の原動力となった。