敵地ガーディアンズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日（日本時間27日）、敵地ガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回に2試合連続となる19号ソロを放った。MLB公式はスタンドのファンの様子がよくわかる映像を公開。打った瞬間、敵地ファンまでも一斉に立ち上がるシーンが捉えられ、日本人ファンからは「クリーブランドのファンも立ち上がって両手あげてるのすこ」「観客も引いてる」といった声が上がっている。

　プレーボールがかかった7秒後だった。1回無死、ガーディアンズ・ウィリアムズの155キロを捉えると弾丸ライナーはあっという間に右翼スタンドへ。打球速度115マイル（約185キロ）、飛距離378フィート（約115.2メートル）という驚速打球だった。

　MLB公式Xはバックスクリーン側の通常映像とは別に、三塁側からの映像を公開。大谷が打った瞬間、客席に点在するドジャースファンはもちろん、白と赤のガーディアンズカラーの敵地ファンも一斉に立ち上がった。頭を抱える者、立ってうなだれる者、中には拍手を送る者もいた。大歓声の中、大谷は悠々とダイヤモンドを1周した。

　これには日本人ファンからも「クリーブランドのファンも立ち上がって両手あげてるのすこ」「大谷の先頭打者ホームラン球場の雰囲気から観客も引いてるやん」「敵ユニフォームの人達が立ち上がって喜んでるように見えるのだが」「相手のファンも立ち上がっちゃうのね」「これ、もう恒例？」など、喜びから驚き、混乱まで、客席ファンが見せた千変万化の表情に反響が広がっている。