ヘビー級流血激闘で5回TKO負け→会見中止「ダメージ大なので」 前日本王者・但馬がウガンダの刺客に敗戦
ボクシングのヘビー級(90.72キロ以上)ノンタイトル8回戦が24日、インテックス大阪で行われ、前日本王者・但馬ミツロ(亀田)がハーバート・マトヴ(ウガンダ)に5回2分36秒TKO負けした。流血した激闘の末にプロ2敗目。ダメージが大きく、試合後の会見はキャンセルされた。戦績は30歳の但馬が12勝(10KO)2敗、30歳のマトヴが8勝(7KO)1敗。

ヘビー級ノンタイトル8回戦
ボクシングのヘビー級(90.72キロ以上)ノンタイトル8回戦が24日、インテックス大阪で行われ、前日本王者・但馬ミツロ(亀田)がハーバート・マトヴ(ウガンダ)に5回2分36秒TKO負けした。流血した激闘の末にプロ2敗目。ダメージが大きく、試合後の会見はキャンセルされた。戦績は30歳の但馬が12勝(10KO)2敗、30歳のマトヴが8勝(7KO)1敗。
但馬は序盤こそ的確にパンチを放ちマトヴを攻め立てたが、5回の序盤に強烈なパンチを浴びるとぐらついた。何とか耐えて立ち向かったものの、顔面に連打を浴びて出血。最後は強烈な右をモロに受け、レフェリーが試合を止めた。腫れ上がった顔を陣営にタオルで覆われ、無念の表情。マトヴはキャンバスに突っ伏して歓喜を爆発させた。
興行の担当者は但馬について「ダメージが大きすぎて会見はキャンセルという形になりました。病院に行く可能性もあるので、詳細を確認している最中です」と説明した。
アフリカ地域王座の獲得経験があるマトヴは突撃力から「BLACK BOMBER(黒い爆撃機)」の愛称を持つ。リング上でプロモーターに感謝し、「また日本に来たい」と語った。しかし、会見はなし。担当者は「疲弊しているためキャンセルになりました。大きな怪我などで病院に行くわけではないですが、こちら(会見場)まで来るのに時間がかかったので」と説明した。
但馬は2024年3月にプロ初黒星。同12月の再起戦で初回KO勝ちし、3月にも4回TKO勝ちした。復帰後3連勝はならず。今後は下の階級に主戦場を移し、世界を狙う道筋を描いていた。
同興行のメインイベントでは、IBF世界フェザー級1位・亀田和毅(TMK)が同級王者アンジェロ・レオ(米国)に挑戦。セミファイナルでは、前IBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗(ワタナベ)が王者ペドロ・タドゥラン(フィリピン)と直接の再戦を迎える。興行はABEMAで無料生配信。興行は元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏が手掛ける「3150×LUSHBOMU vol.6」として開催された。
(THE ANSWER編集部)