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「今はただ、謝ることしかできません」 女子ゴルフ文春報道で9年立ち入り禁止処分、栗永遼氏が謝罪

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日、川崎春花、阿部未悠、小林夢果の3選手に対し、厳重注意処分を科したと発表した。新人セミナー第1日目から第3日目の受講も義務づけている。また男性キャディーの栗永遼氏に「9年間のJLPGAツアー競技又は弊協会に関連するイベント等の会場への立ち入りの禁止」の処分も発表した。3選手は「週刊文春」に栗永氏との不倫が報じられており、これを受けて懲戒諮問委員会及び理事会が決定。栗永氏は同日、自身のSNSに謝罪文を掲載した。

JLPGAの処分を受け、栗永氏が謝罪【写真:Getty Images】
JLPGAの処分を受け、栗永氏が謝罪【写真:Getty Images】

SNSに謝罪文を掲載

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20日、川崎春花、阿部未悠、小林夢果の3選手に対し、厳重注意処分を科したと発表した。新人セミナー第1日目から第3日目の受講も義務づけている。また男性キャディーの栗永遼氏に「9年間のJLPGAツアー競技又は弊協会に関連するイベント等の会場への立ち入りの禁止」の処分も発表した。3選手は「週刊文春」に栗永氏との不倫が報じられており、これを受けて懲戒諮問委員会及び理事会が決定。栗永氏は同日、自身のSNSに謝罪文を掲載した。

 栗永氏がインスタグラムに掲載した謝罪文は下記の通り。

 ◇ ◇ ◇

 この度は一連の報道により不快に思われた方々、大変申し訳ございませんでした。心より深くお詫び申し上げます。

 さらに各相手選手のご家族、並びにご関係者の皆様、JLPGAを応援してくださっているファンの皆様、スポンサーの皆様、同僚のプロキャディーの皆様、その他多くのゴルフ関係者の方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。

 今回、自分の行動によって、信じてくださっていた方々の信頼を裏切り、深く傷つけてしまいました。自分の未熟さ、軽率さ、そして自分本位な行動が、どれほど多くの方の思いや努力を踏みにじってしまったのか。

 報道が出てから今日に至るまで、その重みと向き合いながら、後悔と自責の念に苛まれる日々を過ごしてまいりました。

 本来、キャディーという立場は、選手を支え、信頼される存在でなければなりません。その役割を自覚できていなかったことが、結果として多くの方々にご迷惑をおかけする事態を招いてしまいました。

 このような状況を受け、キャディーとしての活動は当面自粛し、反省の時間を頂いておりました。その間、関係各所へ直接謝罪とご挨拶に伺い、改めて自分がどれだけ多くの方に支えられてきたのかを痛感いたしました。

 今はただ、謝ることしかできません。どれだけ反省をしても、どれだけ悔やんでも、過去の行動を消すことはできません。

 しかしこの反省を決して無駄にせず、今後はプロフェッショナルとしての自覚を持ち、真摯に、謙虚に、人として成長し続けていくことで、少しずつでも信頼を取り戻していけるよう努めてまいります。

 改めまして、今回の件でご迷惑をおかけしましたすべての皆様に、心より深くお詫び申し上げます。

 2025年5月20日 栗永遼

 ◇ ◇ ◇

 JLPGAはこの日、川崎、阿部、小林の3選手には厳重注意に加え、本年度開催の新人セミナー第1日目から第3日目の受講を義務づけたと発表。栗永氏には「9年間のJLPGAツアー競技又は弊協会に関連するイベント等の会場への立ち入りの禁止」が科された。「弊協会の会員の配偶者でありながら、弊協会の他の複数の若年の会員に対して積極的に働きかけたことにより引き起こされたこと、酌むべき事情が特にないことなどの諸事情を総合考慮した」としている。

「週刊文春」は、3選手がキャディーとして活動している既婚者の栗永氏と不倫していたと報じた。また、キャディーの妻である女子プロに対して不適切な発言があったことが報じられた福本佳世理事にはけん責処分が科されている。

(THE ANSWER編集部)



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