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「限界はここじゃない」 30歳力石政法が引退宣言撤回 5.28世界戦に懸ける思い「コラボできたら」

ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級3位・力石政法(大橋)は28日に横浜BUNTAIで、同級1位エドアルド・ヌニェス(メキシコ)と王座決定戦を行う。16日には横浜市内の所属ジムで練習を公開した。これまで、世界初挑戦に向けて「負けたら辞めます」と引退を公言していたが、発言を撤回した。新たな思いを胸に王座を勝ち獲る意欲を見せた。興行はNTTドコモの映像配信サービス「Leminoプレミアム」で有料生配信。戦績は30歳の力石が16勝(11KO)1敗、27歳のヌニェスが27勝(27KO)1敗。

公開練習でミット打ちを披露した力石政法【写真:澤田直人】
公開練習でミット打ちを披露した力石政法【写真:澤田直人】

28日に力石政法VSエドアルド・ヌニェス

 ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級3位・力石政法(大橋)は28日に横浜BUNTAIで、同級1位エドアルド・ヌニェス(メキシコ)と王座決定戦を行う。16日には横浜市内の所属ジムで練習を公開した。これまで、世界初挑戦に向けて「負けたら辞めます」と引退を公言していたが、発言を撤回した。新たな思いを胸に王座を勝ち獲る意欲を見せた。興行はNTTドコモの映像配信サービス「Leminoプレミアム」で有料生配信。戦績は30歳の力石が16勝(11KO)1敗、27歳のヌニェスが27勝(27KO)1敗。

 力石はこの日、シャドーとミット打ちをそれぞれ2ラウンド、スティック状のミットをかわす練習とドラムミット打ちを1ラウンドずつこなした。岡田誠一、鈴木康弘両トレーナーの2人体制で指導を受け、パワーとテクニックの両面からトレーニングを積んだ。

 気持ちを一新して世界戦に臨む。会見ではコンディションを聞かれ「バッチグーです」。笑顔で話し、報道陣を笑わせた。世界初挑戦となるが「プレッシャーがかかっているわけでもない。今までの試合全て、人生を懸けてやってきた」と力を込めた。

 対戦相手はKO勝率100%の強敵。3月の世界戦発表会見などで「負けたら辞めます」と公言していた。この発言について改めて問われると「ちょっと訂正したいんですけど」と前置き。「『負けたら引退』って言ってたんですけど、引退しません」と言い切った。「やっていくうちに、自分はまだ伸びているなとすごく感じた。この試合はもちろん勝ちますけど、どんな結果であれ、ボクシングは続けます」と前を向いた。

 昨年7月に名古屋市のLUSH緑ジムから横浜市の大橋ジムに移籍。そこで「まだまだ自分の限界はここじゃない。せっかくここまで来たので引退しません。やらしてください」と大橋秀行会長に頭を下げた。会長は「負ける前提で言っているのかなと心配になりますけど、とにかく勝って続けてもらいたい」と発破をかけた。その上で「最後と思うと委縮してしまう。負けたら次をとにかく一生懸命こなす。そういう気持ちでやってほしい」と表情を緩ませた。

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