メドベ、世界選手権で復活は? 母国紙は厳しい指摘「理論上できるが、現実的には…」
鍵になる「重圧」の存在「いい結果出なければ、批判は数倍に…」
ただ、それは決して簡単なことではないという。記事では「2度の世界女王にとってこの課題はクリアできるか? 理論上はできる。現実的には疑わしい」と厳しい視線。「現在、メドベージェワに対し、代表メンバー選出が正しくないとするファン、専門家たちの驚くほどのプレッシャーがのしかかっていることが、その疑いをさらに強くさせる」と続けている。
影響を及ぼしそうなのが「重圧」だ。「実際、メドベージェワがトゥトベリーゼ氏のもとを突然に去って以降、1年中続けられてきた批判は埼玉でいい結果が得られなかった場合、数倍に膨れ上がるだろう。それは彼女のキャリアにも影響するかもしれない」と触れ、「大切なのは彼女がそうしたプレッシャーに耐えられるかどうかだ」と躍進の鍵について挙げた。
厳しい視線も送られているが、16年から連覇している大会。幾多の緊迫する場面をくぐり抜けてきた世界女王が、その両肩に乗る重圧を振り払った時、周囲の見方を覆すような結果が待っているはずだ。
(THE ANSWER編集部)