亀田和毅と戦う王者がまさかの行動「Googleマップで調べた」 来日後に都内ジムで飛び入り調整
ボクシングのIBF世界フェザー級1位・亀田和毅(TMK)の挑戦を受ける同級王者アンジェロ・レオ(米国)が14日、調整場所の東京から試合開催地の大阪入りした。24日にインテックス大阪で行われる興行「3150×LUSHBOMU vol.6」のメインイベントで対戦。来日後はGoogleマップで調整場所を探したことを明かした。興行はABEMAで全試合無料生配信。戦績は33歳の亀田が42勝(23KO)4敗、31歳のレオが25勝(12KO)1敗。

王者レオが大阪入り
ボクシングのIBF世界フェザー級1位・亀田和毅(TMK)の挑戦を受ける同級王者アンジェロ・レオ(米国)が14日、調整場所の東京から試合開催地の大阪入りした。24日にインテックス大阪で行われる興行「3150×LUSHBOMU vol.6」のメインイベントで対戦。来日後はGoogleマップで調整場所を探したことを明かした。興行はABEMAで全試合無料生配信。戦績は33歳の亀田が42勝(23KO)4敗、31歳のレオが25勝(12KO)1敗。
レオは11日の来日後に調整していた東京から新幹線で新大阪駅に到着。父・ミゲルトレーナーとジョナサン・バルゲームトレーナーと3人だった。リラックスした明るい表情で取材対応。主な一問一答は以下の通り。
――現在のコンディションは?
「とても良いコンディションです。試合に向けて良い準備ができました。日本のボクシングファンの皆さんに良い試合をお見せしたいですね」
――どのようなトレーニングをしてきたか。
「この試合に向けて高地トレーニングを行ってきました。場所は教えられないですが、良いスパーリングパートナーたちととても良いトレーニングができたと思います」
――東京ではどのような調整を。
「東京では金子ジムと宿泊していたホテルのジムで練習しました。あとは公園で走ったりしていました」
――もともと14日に来日予定と聞いていた。
「時差の調整と日本の環境に慣れるため、早く来日しました。今は時差ボケもないし、気候にも慣れてきました」
――和毅の印象は?
「トモキ選手は非常に良い選手だと思います。何より今回は(和毅にとって)久々の世界タイトルマッチでモチベーションも高いと思いますし、彼の地元で戦うということで、彼は力を発揮すると思います。でも、自分は日本に勝ちに来たので、タイトルはしっかりと防衛させていただきますけど」
――和毅とはスパーリングの経験がある。当時の印象は。
「2018年と2021年の2回、ラスベガスでスパーリングをしています。彼は間違いなくやはりトップレベルのボクサーで、非常にスピードのある優れたボクサーという印象です」
――もともと金子ジムと知り合いだったのか。
「日本に着いてGoogleマップでボクシングジムを調べて、Uberタクシーを呼んでジムに行って練習させていただけるようにお願いした。金子ジムには快く自分たちを受け入れてくれて、とても親切に対応してもらいました。感謝しています」
――プロモーター側に来日スケジュールを伝えなかった理由は?
ミゲル氏「特に理由はないのですが、アンジェロのコンディションを考えて予定より早めに来日した。明日はアンジェロの誕生日なんだ。バタバタしたままではなく落ち着いてアンジェロの誕生日を迎えられればと思っていたんだよ(笑)」
――和毅のトレーナーも父・史郎氏。知っているか。
ミゲル氏「トモキのお父さんとは会ったことはないけど、トモキを見れば彼の父親が素晴らしいトレーナーであることはわかるよ。和毅とはアンジェロのスパーリングで知り合ってからの知り合いの仲だけど、選手として素晴らしいのはもちろん、人間的にも素晴らしいボクサーだと思う」