人気女子ゴルファーの“歓喜の舞”に「定食屋で叫んだ」 メジャー初戦、満面の笑みが咲いた4日間
11日まで茨城で行われた国内女子ゴルフのメジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯は37歳の申ジエ(スリーボンド)が藤田さいきとのプレーオフを制し、メジャー通算5勝目。ツアー通算29勝目を挙げて幕を閉じた。2人のベテランが強さを見せた一方、若手も躍動。スーパープレーで“歓喜の舞”を披露し、ギャラリーを沸かせた。

ワールドレディスサロンパス杯
11日まで茨城で行われた国内女子ゴルフのメジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯は37歳の申ジエ(スリーボンド)が藤田さいきとのプレーオフを制し、メジャー通算5勝目。ツアー通算29勝目を挙げて幕を閉じた。2人のベテランが強さを見せた一方、若手も躍動。スーパープレーで“歓喜の舞”を披露し、ギャラリーを沸かせた。
実力者ぞろいの中で、まず派手なパフォーマンスを見せたのは、ピンクのウェアに身を包んだ26歳の河本結(RICOH)だった。第2日の7番パー4、フェアウェーからの第2打が見事にカップイン。ショットインイーグルとなり、両手を揺らしながら歓喜の舞。トレードマークのポニーテールとリボンを大きく揺らした。
自身のインスタグラムでも「神様の微笑み」などとつづって写真を公開。ファンからも「飛び跳ねてる かわゆ」「EAGLE凄かったです そして超可愛い」「1人定食屋で叫んでしまった ナイスショットインでした」「喜び方、とっても可愛いです!」といった声が寄せられた。
河本はこの日を72のイーブンで粘り、決勝ラウンドの2日間も大崩れせずに1オーバーの20位フィニッシュ。4日間、好プレーでギャラリーを魅了した。
さらに歓喜の舞を見せたのは、日本女子プロゴルフツアー(JLPGA)初参戦の韓国人ゴルファー、25歳のパク・ヒョンギョン。第3日の9番パー5、残り99ヤードから放った第3打はグリーン一直線に飛び、グリーンでワンバウンドし「ガッシャ」と金属音を響かせてカップに吸い込まれた。
ほぼ“ダンクショット”となった超絶イーグルに両手を上げて大喜び。JLPGA公式Xとインスタグラムで動画が公開され、日本人ファンから「聞いた事ない音」「吸い込まれるってこの事」といったコメントが寄せられた。
韓国では「キューティー」と「ビューティフル」をかけた「キューティフル」の愛称があるパク。前年度12月31日時点の世界ランク上位50位までの資格で今大会に参戦していた。4日間プレーし、通算2アンダーの8位に入り、韓国ツアー3勝、昨季は賞金ランキング2位という実力を見せつけた。
最終日に飛び切りの笑顔を見せたのは、21歳のルーキー・都玲華(大東建託)。最終18番パー5、グリーン手前のカラーから打ったパットを見事に沈めてバーディーで締めると、ピンク色の上下ウェア姿で両手を広げながらぴょんぴょんと跳ねた。興奮のあまり、カップから拾い上げたボールを自分の顔に当ててしまうお茶目なシーンも。ギャラリーの注目を一身に浴びた。
都はメジャー初出場ながら、今季最高順位となる8位フィニッシュ。JLPGA公式Xが公開した動画に、ファンからは「天真爛漫でよろしい」「こんなん一気にファンになってしまう」「ピョンピョン跳ねるの最高! 笑顔も可愛い」といった反響が集まっていた。
(THE ANSWER編集部)