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0円から701万円も稼いだ遅咲きの31歳 宮里藍に憧れ、ドライバーをフルスイングする山城奈々の「目標」

ゴルフの国内女子メジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯最終日が11日、茨城GC東C(6675ヤード、パー72)で行われ、3位で出た山城奈々(イチケン)は4バーディー、6ボギーの74で回って通算3アンダーとし、6位で終えた。ドライバーの不調に8年間悩んできたが、この大会を前にそれを克服。豪快なショットを連発し、ギャラリーを沸かせた。沖縄県出身で同郷の宮里藍に憧れてきた31歳。宮里は今大会で特別協賛・久光製薬の契約プロとして会場入りしていたが、再会は果たせなかったことで「新たな目標」を口にした。

ワールドレディスサロンパス杯、最終日でプレーした山城奈々【写真:Getty Images】
ワールドレディスサロンパス杯、最終日でプレーした山城奈々【写真:Getty Images】

ワールドレディスサロンパス杯最終日

 ゴルフの国内女子メジャー初戦・ワールドレディスサロンパス杯最終日が11日、茨城GC東C(6675ヤード、パー72)で行われ、3位で出た山城奈々(イチケン)は4バーディー、6ボギーの74で回って通算3アンダーとし、6位で終えた。ドライバーの不調に8年間悩んできたが、この大会を前にそれを克服。豪快なショットを連発し、ギャラリーを沸かせた。沖縄県出身で同郷の宮里藍に憧れてきた31歳。宮里は今大会で特別協賛・久光製薬の契約プロとして会場入りしていたが、再会は果たせなかったことで「新たな目標」を口にした。

 元世界ランキング1位の申ジエ、ツアー6勝の藤田さいきとの最終組。大勢のギャラリーが見つめる中、山城はドライバーをフルスイングして言った。

「完ぺきだ」

 言葉通り、ボールは2人の20ヤード先へ。その後も山城は目いっぱいクラブを振り続けた。だが、6番からはパーオンできずに3連続ボギー。優勝争いからも脱落してしまった。

「届くかどうかのクラブを選択したのが間違いでした」

 だが、そこに気づいたことが大きかった。後半は1番大きなクラブを持ち、振り幅をコントロール。結果、パーオンを重ねるようになって2バーディー、2ボギーの36で乗り切った。

「そうした判断ができたのは、自分の中での成長だと思います。そして、初めて最終日最終組をメジャーで経験できた。それは何より大きいです」

 注目されながらプレーすることについては「最高です」と即答し、「去年、ステップ・アップ・ツアーで優勝した時もこんなに大勢ではなかったですから」と実感を込めた。

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